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キャンピングカーの電源について見ていこう。キャンピングカーには各所にコンセントが配置されている。車中泊車やバンなどはポタ電から直接給電とかシガライターからインバーター通して電源を取ったりしているかもしれない。
キャンピングカーは色々ある電源を通して車内にいくつかあるコンセントから電気を供給しているだろう。
キャンピングカーの車内にコンセントはどの様になっていて、どんなふうに電気を供給しているのだろうか。またそのもととなる電源にはどのようなものがあるのかをチェックしてみたいと思う。
この記事に書いてあるコト
キャンピングカーの電源周りについて
キャンピングカーにはいろいろな電源がある。普通車で車中泊をしている方などはダッシュボードにあるシガライターに小型インバーターなどを差し込んで電気を取っているかもしれないし、今は流行りのポータブル電源を使い電気を得ている方も多いだろう。
まずはキャンピングカーにはどのような電源があるのかを確認してみよう。
車両のバッテリーとサブバッテリー
キャンピングカーには車両のエンジンを始動するバッテリー(メインバッテリー)とは別にサブバッテリーがついていることがほとんどだろう。
キャンピングカー車内の照明、換気扇、テレビ、水道、冷蔵庫、スマホ充電などサブバッテリーから電気を供給している。基本的にメインバッテリーとサブバッテリーは物理的に分かれていて、サブバッテリーをギリギリまで使ってもメインを使うことなく、エンジン始動などには問題がないように回路が作られている。
メインバッテリーを含めサブバッテリーも走行することで回路により走行充電により回復するようになっている。
外部電源
キャンピングカーの外部電源とは、キャンピングカーの以外の場所から電源を取り込むことをいいます。その方法は主に自宅のコンセントやキャンプ場、RVパークなどに設備されているAC100Vから供給します。
一般的にキャンピングカー車体にある外部電源差し込み口と外部のコンセントを専用コードでつなぐことによりAC100Vの電力をそのまま流すことができます。
これによりキャンピングカー車内のコンセントで家庭と同じように電化製品を使用できます。キャンピングカーにエアコンなどがついている車両ではこの方法で利用する場合が多いでしょう。
発電機
キャンピングカーに発電機を搭載している車両はまだまだ少ないが、一番アテになる電源と考える。
キャンピングカーが走らなければ充電できない走行充電、太陽がなければ発電できないソーラーパネル、その場所にいかなければならない外部電源に比べると発電機は一番頼りになる。
もちろん使用場所は選ぶ必要があるし、周りへの配慮も必要だ。しかし場所や天候に左右されず電気を安定供給という意味では発電機の右に出るものは無いと思う。
ソーラーパネル
キャンピングカーに限らずバンや軽キャンでもこのところソーラーパネルを装備するキャンピングカーは増えてきた。日中太陽が出ていれば太陽光によりキャンカー車内で使う電気はもちろんサブバッテリーの充電なども行える。
キャンピングカーのルーフにソーラーパネルを搭載できるスペースが有れば、ぜひ一考したい設備と思う。
ポータブル電源
いまキャンピングカーに限らずキャンプや自宅の防災などを含め、一番電源供給をしやすい手軽な方法がポータブル電源だろう。
ポータブル電源を1台もてば、サブバッテリーはもちろん充電関連やバッテリー管理システムなどもオールインワンになっている。これは初心者を含め非常に良い方法だろう。
サブバッテリーの12Vを100Vで利用するには?
キャンピングカーの電源であるサブバッテリーの電気は直流12ボルトなので、そのままでは家庭用AC100ボルトの電気が使えません。
キャンピングカーで100V家庭用の電化製品を使いたい場合にはサブバッテリーの12V電力をインバーターという機器で変圧してAC100ボルトに変換して使うことができます。
そのインバーターも容量や特性があります。扇風機や照明やスマホ充電などを利用する場合なら200W程度でもよいでしょう。しかし電子レンジやエアコンなどを利用したい場合は1000Wや1500Wなど一般的な家庭用電気と同じだけの容量が必要になってきます。
またエアコンや冷蔵庫などを利用する場合「純正弦波」のインバーターを使うことも大切です。
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キャンピングカー電源サブバッテリー充電方法
キャンピングカーは走行することでバッテリーに充電をする走行充電を始めいろいろな方法で充電できるようになっている。
それはキャンプ場、車中泊、RVパークなど使える電気、得られる電源がそれぞれにより違うため複数の充電方法があるのです。
一般的にキャンピングカーの電源であるサブバッテリーに充電をする方法は主に以下の4種類となるでしょう。
- 走行充電
- 外部電源
- ソーラーパネル・太陽光発電
- 発電機
これらの充電方法は、上記のキャンピングカー車内で電気を利用しながらサブバッテリーに充電できるようになっています。
アウトドアジュニアの電源・電気周りは?
キャンピングカーの電源や電気周り、充電に関してみてきました。ここでウチのキャンピングカーアウトドアジュニアの電源や電気周りを見ていきましょう。
アウトドアジュニアは20年前のキャンピングカーとは思えないほど、電源はもちろん電気周りがすごく充実をしています。
その車に私自身がソーラーパネルやサブバッテリーをリチウムバッテリーに換装をしたりしてさらに強化をしています。
外部電源について
ウチのアウトドアジュニアは発電機、800Wソーラーパネル、400AHリチウムバッテリーによりかなりキャンピングカーとしては電源周りの強化をしてあります。何もなくてもスタンドアローンで不自由なく車中泊をできるようにしています。
他のキャンピングカーが外部電源がないとエアコンや電子レンジなど消費電力の大きい電化製品を使用できないのとは違います。それだけキャンピングカーの電源はとても大切。ライフラインのキモいうべき部分でしょう。
しかしRVパークなど外部電源を取り入れることができるなら、まよわず外部電源を使うようにしています。サブバッテリーの温存・充電もできますし、やはり安定している商用電源は安心です。
外部電源の取り方
キャンピングカーの外部電源の取り方を見ていきましょう。ここでもアウトドアジュニアのユーザー目線での作りが生きています。普通のキャンピングカーは車体側面などに特殊形状の電源コネクターに専用の外部電源ケーブルをつないでAC100Vコンセントに接続をします。
アウトドアジュニアは専用コネクターなどは使用せず、上記画像のように普通の家庭用AC100Vのオスコンセントがあります。ここに普通に売っている延長電源ケーブルを差し込むだけです。
普通の延長ケーブルなのでホームセンターなどで売っている安価な延長ケーブルやドラムケーブルが使用できます。このようなところに専用ケーブルしか使えないと非常に困る場面も出てくると考えられます。
外部電源とインバーターの切り替え
多分ですが、他のキャンピングカーの場合インバーターを使う場合にはインバーターに繋がれた100Vコンセントのみを使うようになっているでしょう。
ここでもウチのアウトドアジュニアはひと工夫されています。エントランスに切り替えスイッチがあります。
この切替は外部電源と発電機の切り替えを行い、さらに主電源を選択したあとに外部電源と発電機の100Vを使うかサブバッテリー・インバータ経由を利用するかの切り替えをします。
この切り替えにより100Vの電源の場合でもインバーター経由の場合でもアウトドアジュニアにあるすべてのコンセントが切り替わります。インバーターの場合、このコンセントのみ問うことはありません。インバーターに切り替えればキャンカー車内、車外すべてのコンセントがインバーター経由に切り替わるようにしてあります。
そしてその隣はすべての電源に対してブレーカーを取り付けてあります。
キャンピングカーコンセントの位置
アウトドアジュニアの室内には多数のコンセントが配置されています。チェックをしてみると以下の場所にコンセントを付けています。
- バンクベッド2箇所
- ギャレー周り2箇所
- ダイネット6箇所
- 車外コンセント2箇所
以上ウチのアウトドアジュニアにはトータル12箇所のコンセントが配置されています。
リアラダーのところに取り付けた車外コンセント。発電機回している時など、もう一台がこちらから電気を取ります。屋外コンセントなので雨でも大丈夫。
エントランス横のコンセント。キャンプで焚き火とかやる場合、ここから電気を取ります。コンセント上にはブルーレイレコーダーからのHDMIアウトプット。外でテレビが見られる。
エアコン横のコンセント。
足元には対角上に4箇所コンセントがあります。
ギャレーシンク横のコンセント。主にビールサーバーや炊飯器の電源供給用。
サブバッテリーはリチウム
アウトドアジュニアは普通のキャンカーと一緒で鉛ディープサイクルバッテリーが1本、もしくは2本搭載されてるのが通常です。
うちのジュニアはその鉛バッテリーをリチウムに換装しました。冷蔵庫24時間稼働はもちろん、エアコンやビールサーバー、製氷機の同時運転も可能になっています。
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ソーラーパネル
キャンピングカーの電源としてソーラーパネルも珍しくなくなってきました。ウチのアウトドアジュニアにもソーラーパネル3枚を搭載しています。
トータル800Wの容量があるので、天気の良い日中にはエアコンの稼働が余裕でできます。
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発電機
キャンピングカーアウトドアジュニアの電源として欠かせないのがこの発電機。どんな天候でも状況でも安定した商用電力100Vを取り出すことが出きる。
車内のすべての家庭用電気機器はもちろん、大容量のリチウムサブバッテリーの充電も同時に行えるのだ。
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ポータブル電源
アウトドアジュニアにも最後の砦としてポータル部電源を積んである。
通常は車内に搭載をしているパソコンの無停電電源装置として稼働をしている。普通のキャンカーの方はこのポタ電がメイン電源だったりするが、ウチはあくまで最後の手段であるサブのサブのサブの電源というとらえ方となっている。
まとめ
キャンピングカーの電源を色々と紹介をしました。
一般的にキャンピングカーは車内では電気使用をできるだけ抑え、エアコンや電子レンジなど大容量の電気を使いたい場合外部電源を使うという形になります。
それに対して、電源周りの充実しているアウトドアジュニアはメイン電源の発電機を中心にソーラーパネル、リチウムバッテリーなど充実した電源周りで外部電源に頼ることなく家庭用電気製品を使えるようにしてあるという実例もあげてみました。
あなたのキャンピングカーの電源について参考にしていただければと思います。