キャンピングカーアウトドアジュニアについて

キャンピングカーアウトドアジュニアの基本スペック・諸元・価格

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アウトドアジュニア スペック

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キャンピングカーアウトドアジュニアの基本スペック・諸元を見ていこう。

アウトドアジュニアは非常にコンパクトな車体となっている。その理由は通常のキャブコンキャンピングカーがリア周りを延長したりして車体を大きくしているのに対してアウトドアジュニアは一切車両の延長はしていない。

テールランプやリアバンパーもノーマルのタウンエーストラックそのものを使っている。リアバンパーの上にエアコン室外機が載っているのだ。

さらにこの小さな車体の中に家庭用エアコン、温水器、電子レンジ、冷蔵庫、シャワー、トイレ、聖水タンク150Lとアメリカンモーターホーム並の装備が備わっている。

アウトドアジュニアの基本スペックや諸元等を見ていこう。

アウトドアジュニア主要諸元

アウトドアジュニア

アウトドアジュニアは他に類のない小型ながら上級車なみの機能を持つ全長4.67mのキャブコンとなっている。その特徴はなんといってもベース車両であるタウンエーストラックを一切延長せずにシェルを載せている構成にある。

タウンエーストラックの荷台をそのまま使いその上にシェルを乗せるという手法を使い、現在はもちろん当時としても全く類を見ないキャンピンツカーの作りであった。

当時の謳い文句として「ベース車両の全長を全く伸ばしていないためヒッチメンバーを付けてオートバイ・ジェットスキーのトランスポーターとしても使用できます」とあり、その例に漏れずウチのでんでん号にも折りたたみ式リアキャリアが取り付けてある。

それではまずアウトドアジュニアの主要装備を見ていこう

アウトドアジュニア主要装備

アウトドアジュニア
アウトドアジュニア主要装備
キッチンエリア ディープシンク
シャワールーム
  • 大型シャワールーム
  • シャワールーム換気扇
  • 水洗カセットトイレ
エクステリア
  • 大型収納(計260L)
  • ハイマウントストップランプ
リキッドキャパシティ
  • 清水タンク158L(このクラス最大)
  • 排水タンク50L(ワンタッチ排水)
リビングエリア
  • ダイネットベッド&ダイネットテーブル
  • シューズスペース
  • ルーフベント(換気扇)
  • 室内照明
  • バンクベッド
  • 100Vコンセント
  • DCコンセント
  • 網戸
エレクトリックエリア
  • オートマチックバッテリーチャージャー&サブバッテリー
  • AC100V外部入力コンセント
オプション
  • ホンダ製発電機 EU28is
  • 冷蔵庫(46L)
  • オーブンレンジ
  • 冷暖房ルームエアコン
  • 電気温水器(24L)
    上記5点セットで735,000円!
  • 冷蔵庫(68L)
  • カーテン一式
  • リアラダー
  • サイクルキャリア
  • ルーフレール
  • ウォールキャビネット
  • シャワールーム 鏡扉
  • 大型シンク
  • 50L電気温水器
  • 10型テレビデオ
  • サイドオーニング
  • バックアイモニター(強化バックランプ付)
最高出力 60Kw(82ps)/4800rpm
最大トルク 142N.m(14.5kg-m)/2800rpm
ミッション 4AT・5MT(コラム)
駆動方式 2WD(FR)・4WD
燃料タンク 50L
ハンドル

オレがこのアウトドアジュニアを知ったのは2001年。もう20年以上前になる。その頃のキャンピングカーには発電機はもちろん、エアコンなどがついている車は皆無であった。

真夏のサービスエリアではキャンピングカーも車両のエンジンを掛けて車のエアコンでしのいでいた時代である(今もそうだけど)。そんな昔からこんな小さなボディにとんでもないでかい発電機をのせ、家庭用エアコンを搭載してしまったのが、このアウトドアジュニアだ。

今でこそ、キャンピングカーに家庭用エアコンや発電機を乗せることが珍しくなくなったが、その当時はキャンピングカーの中でゲテモノ扱いをされていた。

キャンピングカービルダーもキャンピングカーオーナーも真夏は標高の高いところへ逃げるか、車両エンジンをかけっぱなしで車両エアコンに頼っていた時からホンダ最大級静音発電機と高性能な家庭用エアコンを乗せるという快挙を達成した。

初めてこの車を見た時、すぐにリーエクスポートに出向き、その場で契約のはんこを押したのがなつかしい。業界の異端児と評されたリーエクスポートの社長リーさんは時代を先取りしたキャンピングカーを当時から手掛けていたのである。

いろいろなしばりなどがあるであろう、他のビルダーやキャンカーオーナーからは相当な批判やバッシング、そして誹謗中傷などがあったようにリーさんは話していた。

しかし日本の夏は扇風機や換気扇なんかでしのげるわけなく、当たり前だけど業界もエアコンは必要ということにカジを切っていった。今もリーさんが存命だったらどんな車を作っていたのだろう。そう思わずにはいられない。

やっとこ日本のキャンピングカーも20年以上前のリー社長とアウトドアジュニアに追いついてきたのかもしれない。

アウトドアジュニア車両価格

アウトドアジュニア
アウトドアジュニア車両価格
2WDガソリン1800ccAT ¥3,864,000(税込み)
4WDガソリン1800ccMT ¥4,179,000(税込み)
4WDガソリン1800ccAT ¥4,263,000(税込み)
オプション
  • 超低騒音低振動発電機(2.8kw)
  • オーブンレンジ
  • 冷暖房ルームエアコン
  • 電気温水器24L
  • 冷蔵庫46L
  • 5点セット¥735,000

ちなみにウチのでんでん号は4WD・5MTモデルとなっている。オレが購入をした2002年当時には4WD・4ATはラインナップされていなかった。とは言ってもATあっても5MTをチョイスしたけどね。

ところで今見てもアウトドアジュニアって安かったとおもうけど、どうだろう。

タウンエーストラック諸元

全長 4,670mm
全幅 1,890mm
全高 2,850mm
全重 1,760kg
定員 8(4)
ベース車両 トヨタ タウンエーストラック
エンジン ガソリン/7K
排気量 1,781cc
最高出力 60Kw(82ps)/4800rpm
最大トルク 142N.m(14.5kg-m)/2800rpm
ミッション 4AT・5MT(コラム)
駆動方式 2WD(FR)・4WD
燃料タンク 50L
ハンドル
車両標準装備
  • SRSデュアルエアーバック
  • ABS
  • パワーウインドー
  • チルトハンドル
  • リヤ強化サスペンション
  • パワーステアリング
  • 寒冷地仕様
  • タコメーター
  • パワードアロック
  • 助手席リクライニング
  • マニュアルエアコン

アウトドアジュニアはベース車両となるトヨタタウンエーストラックの諸元。

タウンエーストラックのエンジン・・・できれば2Lほしかった。

まとめ

アウトドアジュニアのスペックを見てみるとなんといってもその全長の短さにびっくりする。アレだけフル装備をしていて5m未満の全長は驚愕に値すると思う。

そんな小さいボディにホンダEU28is発電機や家庭用エアコン、聖水タンクが158L、トイレ・シャワーとフルサイズキャンピングカーの装備がまるまると乗っていた。

いまだにこのアウトドアジュニアをいろいろな意味で超えるキャンピングカーは出てきていないと思っている。

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