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キャンピングカーアウトドアジュニアにはクラス最大・・いやキャンピングカー史上最大と言ってもいいかもしれないホンダの発電機「ホンダEU28is」が搭載をされている。
ホンダEU28isは正弦波インバーターを搭載したホンダの発電機ラインナップでは2番目の大きさとなっている。定格出力は単相100V/28.0Aとなっていて、ちょっとした小さいアパートくらいの力はあるだろう。
このようなでかい発電機をあの小さいアウトドアジュニアのボディに載せてしまったというリー社長の発想もすごいが、ここで9iとか16iとかのなんちゃって発電機にヒヨらなかったところがリー社長のすごいところだ。
そんなアウトドアジュニアに搭載されている発電機をじっくりと見ていこう。
この記事に書いてあるコト
ホンダ発電機「EU28is」のスペック
ホンダ発電機EU28is主要諸元 | |
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定格出力 | 2.8kVA(単相100V/28.0A) |
サイズ | 全長×全幅×全高:658×482×570mm |
乾燥質量 | 61.2kg |
燃料タンク容量 | 12.7L |
エンジン排気量 |
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エンジンスタート | セル・リコイルスターター |
出力 |
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エンジンオイル |
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指定プラグ | BPR6ES・W20EPR-U |
小売価格 | ¥382,800(税込み) |
排気量は約200ccのOHVエンジンです。OHVなのでカムチェーンなどの調整や切れは心配する必要がない。
乾燥重量が約60kgもあり普通の大人の約1人分となる。
ホンダ発電機「EU28is」の収納位置
発電機の搭載位置は車両運転席側の一番後方になる。スライドレールによりほぼ発電機全部が外に出てくるような仕様です。
メンテナンスはもちろんガソリンスタンドで燃料を入れるときなどはこのように車両からスライドして出します。ちなみにガソリンを携行缶などに入れにくくなっている昨今ですが、スライドした発電機にはキャンピングカー車両に給油すると同様に何も言わずにガソリンを入れてくれます。
燃料タンクは12.7Lとなっている。エアコンなどいろいろな電気設備を使うとざっくりですが10時間ほど持つようです。
アウトドアジュニアの発電機の搭載位置はこのように整備するにしても燃料補給をするにしても非常に良い場所に配置されています。
一般的なキャンピングカーで発電機搭載が進まないのは、この発電機の搭載位置が決まらないとうのもあるのかもしれません。
ホンダ小型発電機9iや16i・18iなどの小型発電機を乗せるだけならストレージエリアなどいくらでもあります。しかしその発電機を車両内に収めたまま運転をするとなると、固定方法はもちろん排ガス処理が一番問題となるでしょう。中途半端な大きさの発電機にそこまでの設備を咲くことができないのも実情かもしれません。
逆にこのような大型発電機を乗せることもかなり躊躇するでしょう。というかこのような大型発電機を載っているキャンピングカーは後にも先にもアウトドアジュニアだけでしょう。
大型発電機を乗せることで専用の室内を作ることもでき、メンテ用のスライドレールはもちろん防音や排ガスの問題などもすべて専用設計ができるのです。
この発電機が載っているおかげでエアコン、電子レンジ、電気温水器などの電気機器はもちろんウチでは炊飯器やビールサーバーテレビやパソコンなどの電気用品をなんの不自由もなく使うことができるのです。
ホンダ発電機「EU28is」の始動法
アウトドアジュニアに搭載されているホンダ発電機「EU28is」は室内からエンジン始動が可能だ。ダイネットシート下のこの小窓を開けるとちょうどEU28is後方にあるセルスターターのキースイッチが手元に来る。
その横にチョークノブもあるのでチョークを引いてセルスターターを回せばエンジンは簡単に掛かる。エンジン回転が安定したらチョークを戻す。数分ほど暖気をしたら発電機の電気を室内におくる。
うちのでんでん号の場合は外部電源と発電機の電源切替をして、それぞれのブレーカースイッチをオンにすれば車内の電気はすべて発電機でまかなえる。もちろんこの時サブバッテリーの充電も任意で送ることができる。
発電機にはセルスタート用のバッテリーが搭載されている。もしこのバッテリーが上がってしまっても発電機側面にリコイルスターターがあるので手動でエンジンを指導することも可能です。
発電機のメンテナンス
発電機は使いっぱなしということはできません。発電機と言ってもEU28isには200ccのエンジンを積んだ作業機器です。
オイル交換はもちろん、プラグやエアークリーナーのチェックなども自分でやる必要があります。特にオイルは使用時間や試用期間をしっかりと記録して点検交換の必要があります。
以下の記事で発電機のメンテナンスについてチェックをしてみました。
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発電機ってやっぱり必要?
ウチのアウドドアジュニアにはリチウムバッテリー(400AH・5KW)が搭載されている。このリチウムバッテリーによりソーラーパネルと併用してうまく使えば、発電機無しでエアコンをフル稼働できし冷蔵庫も動かしっぱなしだ。
このように電気にかなり恵まれているキャンピングカーでも発電機は絶対に必要だ。断言する。
なぜなら太陽頼みの怪しいソーラーパネルでは心もとない。動かなくては充電できない走行中でもあてにならない。心配なくキャンプするには発電機という絶対的な守護神が必要になる。
リチウムがどんなにすごくても・・・エアコンと冷蔵庫とテレビとブルーレイレコーダーとビールサーバーを同時に動かすと・・・やはり一晩は心もとない。とてもじゃないが炊飯器を動かすことはできない。当然電気湯沸かし器を動かしシャワーの湯を作ることは不可能。
なのでできれば1日に2時間でも発電機を動かすことができれば、その時間で湯を沸かしご飯を炊きビールサーバーキンキンにしてエアコンで室内をマックスに涼しくしてからリチウムバッテリーに切り替えれば、かなり快適な夜を過ごせると思う。これらのことは走行充電では無理。
やっぱりクラス最大級の発電機を搭載している恩恵は計り知れない。いくらリチウムがすごくても充電できなければただの空の電池だ。
どんなにでかいリチウムやソーラーパネルを積んでも、ライフラインの本当の安心はクラス最大級の静音発電機であるホンダ発電機「EU28is」が搭載されているということ他ならない。
発電機の必要性やメリット・デメリットについてチェックをしてみました。
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まとめ
キャンピングカーアウトドアジュニアはこのホンダ発電機「EU28is」があることにより、その優位性がある。
どんな環境になってもどんな季節でも電気が不自由なく使えることは、とんでもなく助かる。我慢をする必要がないのだ。
逆に今日は発電機を消そうかとか、節電をしようかなどの心の余裕を持てるのだ。このような巨大な発電機を搭載しようと思ったリー社長の考えや実行力は本当にすごい。
そして実を言うとありき時のリー社長はEU28isに続きホンダ最大発電機である「EU55is」を載せるための開発を進めていたのだ。排気量400ccで重量100kg以上ある発電機だ。リー社長はこの発電機を積めばお湯がすぐに沸くんだ!・・・と嬉しそうに説明をしていたのが今でも思い浮かぶ。
さすがにこの発電機は・・28でもでかいのにキチガイだろうと思った。しかし今思うとぜひ実現をしてほしかったプロジェクトではないかとマジで思っている。