キャンピングカーで日本一周をしたい!

日本一周をキャンピングカーで行く!費用は?計画のポイント9選

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日本一周 キャンピングカー

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キャンピングカーを乗って日本一周は、車好きキャンプ好きの方なら一度は思い浮かべる理想の旅の形ではないでしょうか。

これまでオートバイでの日本一周、ロードバイクで日本国内や世界中を走り回り、実際にキャンピングカーを所有している私がキャンピングカーでの日本一周を行った場合、どのようなポイントがあるか?費用はどのくらいかかるかをチェックしてみたいと思います。

キャンピングカーでの日本一周を妄想してみよう!

日本一周の走行距離はどのくらい?

日本一周はざっくりと12000kmとなります。走り方やルートで長くも短くもなりますが、このあたりが平均的な距離になるでしょう。

日本一周の距離は?経験者の私が距離と必要日数について解説

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キャンピングカーで日本一周をしても自転車で日本一周しても、距離的にそれほどさはないと考えます。もしあるとすれば車やオートバイの場合、高速道路を使うかどうかは距離や日数に影響があるでしょう。

さらにコストや時間もかかる割に距離は無い沖縄や離島へ行くかどうかというところではないでしょうか。

また東京、埼玉、千葉、神奈川や大阪など大都市圏をパスするとすれば1万キロ弱になるかもしれません。逆に関東圏や淡路島や小豆島など主たる島なども巡ると2000kmくらい増えるかもしれません。

房総半島と伊豆半島を周るだけで1000kmは増えるだろう。

キャンピングカーで日本一周の日数は?

日本一周の日数

車での移動走行距離は午前中に2時間、ランチや観光をはさみ午後2-3時間程度移動にあてると1日に100-200km移動するのは問題ありません。余裕を見て1日に100kmの平均移動距離を考えると120日間で4ヶ月くらいかかるでしょう。

キャンピングカーという特性を活かすと、宿代が車中泊などで限りなくタダにできるということ。さらにその車中泊が快適ということを考えると停泊をして観光地をじっくり回るということもあるでしょう。

それらの観光に2ヶ月余裕を見ると半年程度の日数はかなりいい線ではないでしょうか。

キャンピングカーで普通に走って4ヶ月、じっくり観光もすると約半年という日数となります。費用算出には4ヶ月120日を基準にしていきましょう。

ガソリン消費量はどのくらい?

ガソリン消費量

ウチのキャンピングカーの燃費は普通の道を走るとリッター8km程度となる。一般的な乗用車よりはかなり悪い。12000kmをリッター8kmで走るとトータルのガソリン消費量は1500Lとなる。

リッターあたりレギュラーガソリン150円とすると日本一周12000kmのガソリン代は225000円となります。

おもったよりもガソリン代はかかりますが、2人で行くことや宿泊代がほぼかからないことを考えるとそこそこ相殺されるのではないでしょうか。

キャンカーで北海道へ行くには?

日本一周をするにあたり北海道に渡る場合必ずフェリーを使う必要があります。本州から北海道へ渡るフェリーは6社が運行をしています。

フェリー会社 ルート
津軽海峡フェリー
  • 大間-函館
  • 青森-函館
  • 大間航路:6m未満14200円より
青函フェリー
  • 青森-函館
  • 5m未満16700円より
シルバーフェリー
  • 八戸-苫小牧
  • 5m未満27000円より
太平洋フェリー
  • 名古屋-仙台-苫小牧
  • 仙台航路:5m未満28600円より
新日本海フェリー
  • 舞鶴-小樽
  • 敦賀-苫小牧
  • 敦賀-新潟-秋田-苫小牧
  • 新潟-小樽
  • 新潟航路:5m未満24500円より
商船三井フェリー
  • 大洗-苫小牧
  • 5m未満29700円より

キャンカーで沖縄へ行くには?

キャピングカーで沖縄へ行くには鹿児島から出ているマルエーフェリーを使う一択となります。鹿児島県の鹿児島新港から沖縄県那覇港まで乗船時間は25時間となっています。

途中奄美大島にもよりますので、もし沖縄へ行くなら奄美によるのもいいかもしれません。

  • マルエーフェリー
  • 鹿児島 - 名瀬 - 亀徳 - 和泊 - 与論 - 本部 - 那覇
  • 鹿児島 - 喜界 - 名瀬 - 古仁屋 - 平土野
  • 鹿児島-那覇:5m未満88500円(ドライバー1名込)

キャンピングカーで2名乗車の場合片道10万円を超えます。必ず往復が必要になるのでキャンピングカーで沖縄へ行くとそれだけで20万円以上かかります。

これなら福岡空港にキャンピングカーを有料空港駐車場において飛行機とレンタカーを使って沖縄を回るほうが良いでしょう。というか、自転車やバイクならまだしも無理にキャンピングカーで沖縄へ行く必要はないかもしれません。

キャンピングカーの宿泊場所は?

キャンピングカーの宿泊場所

日本一周をキャンピングカーで考えている方は、そのほとんどが車中泊で行くと思います。車中泊場所でもキャンピングカーは快適に寝ることが出来るメリットが有るため、すべて車中泊で済ませても大丈夫かもしれません。

軽キャンやバンコンなど多少狭い車は1週間に一度宿泊費の安い日用や月曜などにリフレッシュを兼ねてホテルや旅館を併用すると良いかもしれません。

道の駅で車中泊

キャンピングカーで日本一周をするほぼ全て方が一番お世話になるであろう道の駅の車中泊です。

2022年4月現在日本全国に1200弱の道の駅が登録されています。一般的に宿泊ではなく仮眠はある程度認められているということで、混んでいない道の駅を利用するのは効率的な車中泊をするうえでも助かります。

もし道の駅の施設があいていれば、ぜひ農産物や特産品などを購入してみるのは良いかと思います。

河川敷や公園の駐車場

地方を走っていると広い河川敷の駐車場や公園の広大な駐車場が点在をしています。ぜひウェブで「〇〇公園駐車場 車中泊」などでチェックをしてそこが車中泊可能かどうかを確認しましょう。

近くに街や交番などがあることも大切で治安を優先させることは大切です。また夜間施錠されるか?トイレは夜間開いているか?などの時間帯チェックは必要です。

高速道路のSA・PAで寝る

日本は全国的に高速道路がかなり整備をされています。安全な車中泊場所として高速道路のSA・PAはかなりいいと思います。トイレ水道確実にあるのも助かります。

今では小さなPAでもコンビニが併設されていて、夜間でも照明があり治安という観点から非常によい車中泊場所です。

もし次の日ちょっと長めに移動をしたい場合など高速道路に入ってサービスエリアで車中泊は合理的です。夜間割引もきくのがうれしい。

またいい車中泊場所が見つからない時、SA・PAがある1区間だけ高速を使うのはいい考えかもしれません。

RVパーク

RVパークは日本RV協会が推進しているキャンピングカーや車中泊車のための宿泊・駐車施設です

2022年5月時点で全国各地に260か所以上あります。

複数台の駐車スペースを1台で使うことができ、オーニングやイス・テーブルを出す事が出来る場所もあります。また焚き火可能なところもありオートキャンプ場のような施設もあります。

トイレやシャワーが併設されていて、日帰り温泉が誓うにあるところもあります。

100V電源を取る事が可能だったり、排水やダンプ、ごみ処理ができるところもあり、旅の途中でキャンピングカーの状態と相談をしながらの利用価値は高いと思います。ただ3000円を超える料金となると一考したいところ。

オートキャンプ場

キャピングカーで日本一周をする場合、オートキャンプ場を使うかどうかは宿泊料金で考えると良いでしょう。

RVパーク並みに電源が取れれば利用価値もありますが、宿泊料金が3000円を超えてくると悩みます。

抱えているゴミを全て処理できる、電気や水を補給できる、景色が素晴らしく午前中よりチェックインできてのんびりできるなどの利用価値があれば一考してもいいでしょう。

北海道などはオートキャンプ場の宿泊料金も安くなる傾向がありますので、使いやすいかもしれません。

食費はどのくらいかかる?

食費

キャンピングカーで行く日本一周で宿泊費の次に節約できるのが、この食費でしょう。車はどのような天候や時間であっても、座って食事ができるという大きなメリットがあります。

そのメリットを最大限活かし、節約できるところは抑えたいところ。日本には地方によりたくさんの食材、名産があります。また多数のB級グルメなど食べたいものがたくさん。

移動する日であれば、らんち外食で名物やその地方ならではのグルメを味わうと良いでしょう。ランチであればディナーよりも安く上がりますし、移動時間帯であればちょっとお金を使ってしまうお酒を控えることも簡単です。

逆に朝はキャンピングカー車内で簡単に済まし、夜は地方のスーパーや道の駅などで地域の食材、または閉店間際の割引惣菜などで車内ディナーを楽しむと良いでしょう。

私は基本的に酒呑みなので、キャンピングカーで旅に出る場合このパターンに落ち着いています。

1人酒代込み1500円を見込み2人4ヶ月で36万円

洗濯・コインランドリー

コインランドリー

洗濯はコインランドリー一択でしょう。日本中どこに行ってもコインランドリーは充実をしています。大きなスーパー併設のところもありますので買い物と合わせると時間も有効に使えます。

ランチ時間と合わせてもいいかもしれません。

とはいってもコインランドリーは家庭用なため、かなり大きい洗濯機と乾燥機のため少量の洗濯はもったいない時もあります。私は1週間に1回程度の洗濯としたいです。

1週間にコインランドリーを1回。20回程度で2万円となります。

風呂・温泉の入浴料金

温泉

風呂は地方の日帰り温泉、RVパークやキャンプ上のシャワーなどを使います。地方に行けば日帰り温泉も安いところがあるでしょう。

また私のキャンピングカーはシャワーが付いていて、水を20Lほど補給できれば発電機1時間回して大人が普通にシャワーを浴びることができます。発電機1時間でガソリン1L150円ですね。

風呂の料金は安いところ高いところはできるだけ敬遠をして、ざっくり平均で1人500円と計上。毎日はいるとして120日2人で12万円です。

日本一周キャンピングカーの費用は?

日本一周キャンピングカーの旅、4ヶ月間でかかる費用はざっくりと以下になります。

項目 かかる費用 備考
ガソリン代 225,000円 燃費はリッター8kmで計上
フェリー代 35000円 青函連絡船往復
宿泊代 0円 全て車中泊
食費 360,000円 酒がなければもっと安いw
洗濯代 20,000円 持てる衣類が多ければ削減可能
風呂代 120,000円 シャワー併用すれば半分くらいか
雑費 150,000円 観光費や美品購入などの雑費
トータル 910,000円 キャンピングカー日本一周もだいたい100万円となる

まとめ

キャンピングカーで日本一周をするとざっくりと4ヶ月で90万円ほどとなることが計算できた。これは当たらずともいえど遠からずというところではないだろうか。

すべての費用は単純に1日の数字に120日をかけているように算出をされている。

たとえ燃費はもうちょっと良くなることも考えられるが、ガソリン代が上がることも懸念される。

また食費に関してはたぶん半分とは言わないが、25万程度で収まるかもしれない。特に朝食に全くこだわりなくコーヒーだけのことも多い私は朝とランチはかなり抑えられるだろう。

風呂代もシャワー充実しているキャンピングカーであれば、本当に入ってみたい地方の安い温泉などに限定をすれば10万を切ることも十分可能。

宿泊代0円はいささかやりすぎではあるが、適当にRVパークや安いキャンプ場併用の場合雑費から出してもよいでしょう。

キャンピングカーで日本一周をする場合、そのキャンピングカーの性能や居住空間の快適さ、電気や水回りの充実度でかなり変わってくることも考えておく必要があるだろう。あくまでもウチのキャブコンキャンピングカーでの計上と思っていただけるとうれしい。

そんなことを妄想しながら、ぜひキャンピングカーで日本一周を実現したいものだ。

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