キャンピングカーで日本一周をしたい!

日本一周を車で行く!車種は?日数ガス代は?費用はどの位?

投稿日:2023年3月16日 更新日:

日本一周 車

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日本一周を車で行こうと考えている方に、旅の相棒としての車はどんな車種がいいのか?またそれぞれの車種によるメリットやデメリット、気になる費用はどのくらいになるのかを考えてみたいと思う。

日本一周に限らず旅のお供としての車といえば、すぐに思い浮かぶのがキャンピングカー、そしてワンボックスやミニバンなどのバンタイプの車だろう。

また新しい車を手に入れず、とりあえず手元にある車で何とかすることも一案ではある。初期費用を抑えることができる。私はオートバイでの日本一周、自転車で日本海外の遠征、現時点でキャンピングカーオーナーとN-BOXのオーナーとして日本一周に適する車は何なのか?どのくらいの費用がかかるのかをチェックしてみよう。

日本一周の車は何がいい?

車中泊

日本一周をするための車は何がいいのだろう。予算が潤沢にあるのなら新車のハイエースやキャンピングカー、ハイラックスにキャンパーシェルなど余裕の選択肢になるが、そんな方は少ない。

予算を念頭に入れ、日本一周を快適に走るために寝るためにどのような車種がいいかを考えてみたい。

まずは今持っている車で日本一周可能か?

自家用車

日本一周を車で行きたいと考えている方なら、普段から車を運転して、実際に車を所有しているかもしれない。

もし今、あなたが車を所有しているのならその車で車中泊をしながら日本一周をすることが可能かを考えてみてはどうでしょう。

普通のセダンや軽自動車でも手持ちの車で日本一周に出てしまう方もいるので、一概に不可能ではありません。

日本一周にする相棒となる車についてチェックをしてみましょう。

低予算を考えるなら軽バンが一番

軽バン

日本一周を車で行きたい場合、限りなく低予算を考えているなら軽バンが一番安く上がるのはほぼ間違いない。今流行の軽トラにキャンパーシェルを乗せるタイプもいいが軽トラとキャンパーシェル両方の費用がかかってしまう。

1台で完結するのであれば寝る場所に屋根のある軽バンタイプが一番でしょう。

軽バンであれば車中泊をすることに全く困りません。ルーフラックやリアベッド下に荷物を収納すればギリギリ2人分のベッドスペースを作ることもできます。

そして4ナンバーのハイエースやタウンエースバンに比べアドバンテージは何と言っても車検が2年ということです。各種税金も自賠責保険も任意保険も安くなります。

日本一周には軽トラも悪くない

軽トラ

日本一周には軽トラという選択は悪くありません。日本全国でたくさん走っている軽トラですが、その機動性と積載能力はかなり高いと思っていいでしょう。

軽トラックの荷台寸法は1940mm×1410mmとかなり広大です。この荷台にイレクターでベッドを作りその下に収納スペースを作って幌を被せれば簡易キャンピングカーの出来上がりです。

また今はやりの軽トラキャンパーシェルはかなりいい日本一周の相棒になるでしょう。

中古車市場も充実していてそれこそよりどりみどり。春から初夏にかけての日本一周であれば実家にある軽トラで実行するのは良い選択肢かもしれない。

予算余裕がありリセールバリューならハイエース

ハイエース

多少の予算に余裕があり、新しい車を考えているならハイエースバンはダントツの選択候補になると考える。4ナンバー貨物で1年車検はデメリットではあるが半年から1年以内で日本一周を終わらせることができるなら問題は少ない。

そしてハイエースの最大のメリットは日本一周後に車を売る場合、間違いなくハイエースならリセールバリューが良いということ。

居住スペースも運動性能も耐久性も全てのおいて日本一周をする場合のバンライフならハイエースがダントツおすすめとなる。新車で買うとスーパーGL4WDは380万円弱とかなり高額だが中古車が多数あるので心配は無いと思う。

4ナンバー枠一杯の全長4.7m×全幅1.7mあるのでリアシートを残したままリアベッド(有効長1855mm)を作ることができるのも魅力。リアシートを折りたためば約2.5mの室内長がある。日本一周時には思い切ってリアシートを取り外せば広大な荷室を手に入れることができる。

現実的なタウンエースバンクラス・ミニバン

ミニバン

日本一周をする上で一番低予算は軽バンですが、快適に車中泊をするためにはこの現行タウンエースバンやボンゴバンクラスの車格があると快適に旅ができます。

大きさはハイエース4.7mに対して50-70cmほど短くなりリアベッドを作るとリアシートがなくなると考えるとよいでしょう。

中古車市場も充実していて、かなり安いバンもあります。ただ商用車なので過酷な使い方をされているモノも多く程度の良し悪しに差があるのもネックかも知れません。

4WDもラインナップされているので、冬の北海道などを旅したいなら狙い目の車種です。大きさも4.0-4.3m程度、ハイルーフでも2m以下のため日本にあるほとんどの駐車場に入ることができるのもメリット。

運転に関しては全く問題がないでしょう。

日本の下道を使って日本一周をする方がほとんどでしょう。観光地やもちろんとんでもなく狭い下町や山道、漁村などのくねった細い道でも軽バンと同じくらい軽快に走れます。

キャブオーバーの見切りの良さでほぼどこでも入っていくことができ、またUターンも苦にしないでしょう。軽バンのネックとなる狭さとハイエースのネックとなる取り回しと車両価格の間を取った、まさに日本一周にはうってつけの車両と思います。

タウンエースサイズのバンを使い日本一周を一人でやるなら、本当に余裕があり、カップルや夫婦など2人でも問題なくこなすことができるスペースユーティリティがあります。

キャンピングカーで日本一周

キャンピングカー

キャンピングカーで日本一周は誰もが夢見ることではないでしょうか。一番具体的で想像しやすい方法です。

車中泊もお手の物、自炊や飲食、また停泊している時や滞在時も非常に快適など日本一周にはうってつけです。キャンピングカーで行く日本一周はあらゆる麺においてメリットがたくさんあります。

冷暖房完備であれば、冬の北海道はもちろん夏の暑い時期でも快適に睡眠を取ることができます。そんないいことづくめのキャンピングカー日本一周ですが、ここであえてキャンピングカーオーナーである私がキャンピングカーで日本一周を行うデメリットをピックアップしたいと思います。

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キャンピングカーの納期と車両が高額

これから日本一周を行うにあたり新たにキャンピングカーを購入となると、ネックとなるのがその車両価格です。普通に新車バンコンを買うと500万円から、キャブコンなら700万円からと高額です。

ハイエースベースの簡易バンコンでも普通に500万しますしロングワイドハイエースを使った高級バンコンだと1000万円に手が届いたりします。

そしてもう一つのネックが昨今のアウトドアブームでキャンピングカー新車の納期が非常に長いこと。平気で納期は1年後とか言われます。

大きく目立つ車両は旅に不利

キャンピングカーはとても大きく目立ちます。そしてその大きな車幅、車高は観光地に気軽に入っていけないこともしばしばあります。

ただ走るだけならそう問題になりませんが、都市部にはいったり日本一周で定番の全ての県庁などに行くとなると手を焼きます。

そして立体駐車場や高さ、幅制限のあるパーキングにはほぼ入ることはできません。キャンピングカーの大きさがの弊害により駐車する場所が極端に少なくなることがネックとなるでしょう。

走る曲がる止まるが苦手

キャンピングカーは車両重量が重たいため、車としての運動性能である走る曲がる止まるが非常に苦手です。

山道などはいつも登坂車線ですし、下り坂は怖い思いをするかもしれません。日本は山国でちょっと走れば峠が出てきます。

快適な居住空間は走る場合、すべてお荷物になりますので走行性能は多少諦める必要があります。

燃費が非常に悪い

前述のようにキャンピングカーは車両重量が非常に思いため、当然のように燃費は悪いです。リッター10kmを超えることはないと思って間違いありません。軽バンなどと比べ燃費は倍になります。

軽自動車で12000kmリッター15kmでガソリン1L150円の場合燃料費は12万円ですが、キャンピングカーの場合倍の24万円になることは覚悟しましょう。

日本一周を車で行くメリットや知識

日本一周を何で行くかを考えた時、車で行くメリットは計り知れません。他の移動手段である徒歩、自転車、オートバイなどに比べると圧倒的に旅に有利です。

日本一周を車で行くメリットや知識などをチェックしてみましょう。

車の日本一周は何キロ?

移動手段が車であろうと自転車であろうと、道を走ることに変わりはありません。この場合日本一周はざっくりと12000kmに定義します。それらを踏まえた上でいろいろと考察をしてみましょう。

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車で日本一周のガソリン代は?

日本一周を12000kmとしてガソリン1Lを150円として計算をしてみました。

車種 燃費 ガソリン代
軽バン リッター15km 120000円
軽自動車 リッター20km 90000円
低燃費車 リッター25km 72000円
バン リッター10km 180000円
キャンピングカー リッター8km 225000円

すべての車で車中泊ができるという前提であれば、キャンピングカーのガソリン代は他の車に比べ倍になると思っていいでしょう。

その分、居住性や車中泊時の快適度、雨の日や休息日などに車内にのんびり滞在できる、また旅行中に仕事をしたり動画作成をしたりする場合カフェやテーブル・イスを探す必要がないなどの家としての使い方ができると思えばそれなりに納得ができるかもしれません。

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車で日本一周の日数は?

車で日本一周する日数ですが、早ければ1ヶ月程度で達成できると思います。疲労度が違いますから走る距離を稼ぐのは一番有利です。北海道など1日に600kmくらいなら十分走れる距離です。

そして車で車中泊は非常に無駄がありません。他の移動手段はテントを張ったり宿を探したりする手間が発生しますが、車の場合ぶっちゃけ道の駅を見つけるだけの作業です。

道の駅についてサイドブレーキを引けば寝床準備完了です。車種によってはリアのベッドを作る作業が必要かもしれませんが、テントを張るよりも楽です。

車にシートがあるので、すぐに食事を取れるのもメリット。当然雨風を避けることができます。撤収も簡単。運転席さえきちんと開けておけば、朝はすぐに出発できます。

この移動と停泊がシームレスに無駄なくできるのが車旅の良いところ。日数削減にも大いに貢献します。

車での日本一周は1ヶ月からお好きなだけ。普通であれば2-3ヶ月あれば十分満足できる日本一周ができるでしょう。

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車は屋根があるのが最大のメリット

日本一周をする上で車には屋根があるというのが最大のメリットです。雨が多い日本で旅をする時にこの屋根があるということの恩恵は計り知れません。

車中泊をする場合も安心ですし、走っている時に雨が降ってきてもなんの心配もありません。

さらに走っている時に・・雨風気温にさらされることなく旅を続けることができるのは、疲労が無いこともうれしい。

そしてこれら全てのメリットが安全に繋がります。

これらのメリットがつまらない、旅をしている気がしないと感じる方は車旅は向いていません。他の移動手段を選択しましょう。

車は簡単に車中泊ができる

車で日本一周する最大のメリットは簡単に車中泊ができること。宿探しが必要ないことは、本当に旅の負担が減ります。また雨の日の車中泊もあまり大変ではありません。

車中泊場所が決まれば、その場で食事を摂ることもできます。唯一の心配のトイレも道の駅に泊まれば一気に解決です。

そして車で車中泊のできるもう一つのメリットはテントに比べ鉄のボディの安心感と施錠できる安全性と考えます。布切れ一枚のテントに比べれば車での車中泊はとても快眠ができます。

ただ車の車内は密閉度が高いため気温湿度に快適性が左右されることから、気候の良い季節に旅をすると良いでしょう。暑いよりも寒いほうが対処はしやすいと考えます。

日本一周中に車のタイヤ交換は必要?

日本一周を12000kmとすれば車のタイヤ交換は必要ありません。タイヤのライフサイクルはもっと長いので問題ありません。もしタイヤ溝が心配であれば出発前に交換をしていきましょう。

問題は冬のシーズンが日本一周中にかかる場合です。その場合はチェーンを携帯する、もしくは思い切ってスタッドレスタイヤで旅を始めると良いでしょう。

私のキャンピングカーもスタッドレス交換前年などは春夏秋とスタッドレスタイヤを履き通します。多少ブレーキ・コーナーリング性能が劣りますが、全く問題なく夏タイヤとして使えます。

日本一周中に車のオイル交換は必要?

あなたの日本一周に使う車の説明書をチェックしてオイルの寿命をチェックしておきましょう。通常であれば12000km中一回はオイル交換すると良いと考えます。

今はちょっとした街であればオートバックス他、オイル交換できるところがたくさんありますので、全く問題はないでしょう。

ガソリン携行缶を持つとよい

日本一周を車手するなら、ぜひとも10L程度のガソリン携行缶を持参することおすすめします。10L程度あれば約100kmほど走れるので、どんな田舎でもガソリンスタンドは見つかるでしょう。

オートバイと違い車は燃料タンクのリザーブなどはありません。だいたいガス欠をするのは人里離れた山の中、それもスマホの電波が届かないというのはいつものことです。日本一周を車でやるなら必ず携行缶を持ち、予備ガソリンを持つことは自分を守ることになります。

まとめ

日本一周に適する車は、それを運転する人によって変わってくる。日本一周を考えていて、もし自宅に車があるなら1週間程度車中泊の旅に出てみてはどうだろう。

車の旅は、他の移動手段である徒歩、自転車、オートバイに比べ準備や用意するもののハードルがスゴく下がる。実際には家にあるものをかき集めれば旅に出られる懐の深さがある。

日本一周をする上で車という移動手段を選んだ、その瞬間に費用準備が軽減され、あとはあなたが旅立てばいいだけだ。

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