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日本一周の費用はいくら掛かるのだろう。日本一周は普通の旅行と比べとにかく時間がかかる。普通に一周をしても1万キロ程度は見なくてはいけない日本一周。
1週間で終わるはずもない期間では、衣食住のすべてがかかってくるため相当な金額が必要となる。旅先でお金がなくなったらアルバイトでしのごうという余裕がある方ならいいかもしれないが、ほとんどの方は用意できるお休みの日数もある程度決まってくるだろう。
逆に旅行日数の概算が出なければ用意する費用の額もわからない。
今回は日本一周にかかる費用を車・自転車・徒歩の移動手段別にチェックをしてみたいと思います。
日本一周にかかる日数は?費用はどのくらいかかる?
日本一周をするために実際に必要な日数と費用はどのくらいになるでしょう。日本一周に必要な距離は平均的に10000-15000kmで、ざっくり12000kmとして計算をしてみる。
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この日本一周12000kmを基準にすると日数的に1ヶ月から2年ほどの期間がかかるでしょう。もちろん何で日本一周をするかによりその差は出てくる。各移動手段に対する日数と費用を見ていこう。
徒歩で日本一周は100万-200万円
徒歩で日本一周合計費用は約100-200万円かかるでしょう。
人力の徒歩は移動費用がかかりませんが、移動時間だけで莫大な日数がかかります。1日に30km移動をして12000kmだと約400日かかります。
1日に4・5000円かかると見積もれば150-200万円となります。
自転車で日本一周は100万円
自転車で日本一周合計費用は約100万円かかるでしょう。
自転車での日本一周期間はざっと1年ほど。半年くらいになると1日の走行距離が長くなり、また1年以上になるとどこかで住み込んだりアルバイトをする方になるだろう。
自転車も徒歩同様ガソリン代などの移動費用はかかりませんが、その分食費がかかる。
ただ徒歩に比べ積載能力に優れるため行動食や安い食材確保などには優れる。1日に50km移動できれば12000kmは約8ヶ月で達成できる。4ヶ月のマージンがあればかなり余裕のある旅ができるだろう。
1日に3000円の予算を考え1年で約100万円というのは、自転車で日本一周を考えている方々の現実的な数字ではないだろうか。
バイクで日本一周は50-100万円
バイクで日本一周をする場合、期間的には2ヶ月から半年、長くても1年程度となると考えられる。
エンジンを使うためガソリン代がかかるが、その分1日の距離を稼ぐことができる。また体も疲れない。食費も適当に削ることができるだろう。積載能力も工夫をすれば非常に高いため自炊道具や行動食、食料の確保も比較的やりやすい。アイスボックスを持っている方も多いのではないだろうか。
原付きバイクの場合最高速度が30kmとなってしまうので、多少距離の伸びがありませんが125ccなどの原付き2種以上であれば日本の最高速度50km/hを考えると大型バイクとの差はあまりないかもしれません。
ただ山岳の多いルートや北海道など平均速度が比較的高い地域では大排気量の恩恵はかなり受けると思います。
それでも125-250ccあたりのバイクの燃費はかなり優秀でリッター40km位走る可能性は高く、12000km÷40×ガソリンリッター150円=45000円となります。移動費用は一番安く抑えられると考えられます。
あまり疲れないため食費も抑えることができ、費用的に融通がつくでしょう。
1日に自転車同様3000円を考え半年で54万円、5000円で90万円は現実的でしょう。大型バイクになると燃費で不利になりますがリッター15km計算でも燃料代が3倍程度の12万円になるくらいですみます。
車で日本一周は30-100万円
車で日本一周をする場合、その方の考え方で大きく変わってくる手段です。
軽バンで全て車中泊をして回れば下手すると1ヶ月くらいでも可能と思います。逆にキャピングカーを使い季節とともに北上、季節とともに南下するような旅スタイルだと何年も旅人という方もいるでしょう。
軽バンの燃費をリッター15kmとして12000km走ると大型バイクと同じくらいで12万円かかります。
ガソリン以外の費用を1日3000円計上をすれば18万円。一番お手軽、経費的に安く済む軽バンで期間的には2ヶ月で日本一周をすれば下手すると30万円くらいで完了できるでしょう。
軽バン車中泊日本一周は道の駅などに泊まれば、すぐに食事、寝ることができます。朝もテントをたたむなどのロスタイムはなく直ぐに出発でき雨でも走行距離が落ちることはありません。
非常に効率的に、疲労少なく、安全に車中泊ができ日数少なめ予算も安く日本一周ができる手段と考えます。
逆にキャンピングカーなどで日数制限なく日本一周をすると全てのおいて上限はなくなり、一体いくらになるのかは皆目検討もつかないでしょう。
日本一周に必要な費用の内訳
日本一周といえども普通の旅行と変わるところはあまりありません。しかし移動距離の長さや日数が途方もなく多いため、かかる費用をできるだけ削減したいというのが人情。
毎日旅館やホテルに泊まり、食事はすべて外食にできる方もいるかもしれません。1日に2、 3万円使って1年旅をすれば1000万円になってしまいます。
日本一周旅行に必要な費用は衣食住、その中でも食費、宿泊費、交通費、今や絶対に必要必須なスマートフォンを使うための通信費、さらに観光をするための観光費用、トラブルや予定外の出費想定のための雑費などもある程度見ておく必要があるでしょう。
それぞれを見ていきましょう。
食費は1日いくらくらい掛かる?
日本一周をする方は基本自炊となるでしょう。移動手段が歩徒・自転車・バイク・車であっても簡単に火を起こせるバーナーやカップ、メスティン、コッフェルなどの簡易食器類などを持参すれば比較的簡単に自炊をすることができます。
行動食なども持っていれば朝やランチ時間などのムダを抑えることができます。当然地方での特産物やグルメなどを食べるのも旅の楽しみ。これらを組み合わせながら食費を抑えるのも旅の醍醐味。
それでも旅行はエネルギーを使いますし、朝昼晩3食はきちんと確保したいもの。たまのグルメや外食を入れて1日に2000円平均くらいにすると良いと考えます。
宿泊費は?
日本一周の費用で多くかかるのが、前述の食費、そして宿泊費ではないだろうか。ここで車とその他の移動手段で大きく差が出る。
車、特に車内で快適に寝ることができるバンやキャンピングカー、フラットなベッドを作ることができるミニバンなどは車中泊をいの一番に考えると思う。
車で日本一周をしてすべての宿泊を車中泊にすれば宿泊費はすべて無料となる。
徒歩、自転車、バイクは屋根がないのでなんらかの宿泊場所を考える必要がある。基本野宿を中心にしてネットカフェ、快活クラブ、ライダーズハウス、ドミトリー、ユースホステル、ゲストハウスなど2000円位を上限にした宿泊施設を使っていくとよいだろう。
また平日のあまり人気のない安いキャンプ場バンガローを使うのも悪くない。
観光費はどのくらい?
観光費は観光地によりますが、施設入場料や神社お寺の拝観料などがあります。
神社お寺、博物館、美術館、ロープウェイや有料道路などは数百円から1000円程度。さらにテーマパークやアクティビティなどは5000円から1万円などかなり高額な部類もあります。
人気の四国88箇所を回る場合、参拝だけなら無料ですが全ての御朱印を揃えようとなると300円×88=26400円かかります。
自分の行きたい場所をある程度ピックアップしてリストを作り観光費の総計をチェックしておくことおすすめしたいと思います。
交通費はどのくらい?
日本一周費用で大きくかかるのがこの交通費。車やバイクであればガソリン代、軽油代がかかります。高速道路を使えば高速代や有料道路代もあります。
徒歩や自転車であれば交通費は人力でかかりませんが、その分人間の燃料となる食費が大きくかかります。
また有料道路やもしもの時のタクシー代や電車代なども考える必要があります。
そして見逃せないのが北海道へ渡るためのフェリー代も必ずかかってきますのでリストアップしておきましょう。徒歩の場合のみ北海道へ渡る手段として鉄道も使えます。自転車は大装備で輪行するのは現実的ではないのでフェリーで渡ることになるでしょう。
通信費・スマホ代は?
今や日本一周に限らずスマホは生活をする上でマストアイテム。それが日本一周となれば全ての情報収集がこのスマートフォンに集約をされるでしょう。
大手キャリアの通信費は1ヶ月あたり6000円~10000万円程度です。格安SIMだと、月額3000円程度とかなり費用を抑えることができます。
ブログをアップしたりYoutube上げたりするのにも大切なインフラです。
その他の雑費
日本一周に必ず必要となる上記経費の他にいろいろと必要になる雑費があります。
リストアップしてみましょう。
- 洗濯代・コインランドリー
- お土産代
- 入浴・温泉料金
- 衣類購入
- グッズの入れ替え
- オイル交換費用
- タイヤ交換費用
日本一周の節約術を考える
日本一周はかなりの時間とお金が必要になる。前述のように衣食住はもちろん、移動ということに非常にお金がかかる。
ただせっかく貴重な時間をさいて日本一周に出るのだから、あれもこれも節約しては貴重な経験をすることができません。逆に湯水のようにお金を使っては資金不足にもなってしまいます。
日本一周における節約術を考えてみましょう。
食費を節約する
食費は自炊するか外食するかで大きく変わってくるでしょう。徒歩の場合だと持てる荷物に限りがあることから、自炊をあきらめ手持ちの行動食に限定をして基本外食にして距離を稼ぐという考え方もありでしょう。期間が短くなれば、結果的に費用も抑えられます。
自転車、バイク、車は積載能力があるので自炊をすることを前提にするのもいいかもしれません。特に車は屋根があることで天候に左右されないメリットをいかし全自炊でもいけるでしょう。
自転車バイクは朝昼は行動食と外食、夜は自炊をするなど工夫すると良いでしょう。
食費を節約する一番のポイントは自転車バイクはアイスボックスを持つことができるか。また車の場合冷蔵庫を持てるかはかなりのポイントです。
スーパーなどで無料氷をいただきソフトクーラーバッグを使うと自炊の幅も広がります。また次の朝の朝食の心配も減ります。地方の閉店間際スーパーに飛び込み半額の惣菜や弁当をゲットすることは言うまでもありません。
宿泊費用を節約する
宿泊費用の節約は食費同様、予算に大きく関わってきます。
この宿泊費節約で一番有利なのは車の日本一周です。すべての宿泊を車中泊で済ませることなど普通に考えられることでしょう。
逆に言えば、その他の移動手段である徒歩、自転車、バイクは毎日の宿泊場所を昼過ぎより考えなくてはいけません。車以外の日本一周はこの宿泊場所確保をどのようにするかを半日くらい考えているのではないでしょうか。
無料キャンプ場などに泊まる
日本全国に点在をしている無料キャンプ場や安いキャンプ場などにテントを張って泊まります。一番格安である程度の安全も確保されることがメリットです。
安いキャンプ上であればバンガローなども格安の場合もあり平日であれば、比較的宿泊しやすいでしょう。雨が続く時などは候補に入れても良いでしょう。
野宿をする
たぶんですが、車を除く徒歩、自転車、バイクの日本一周旅人の一番の宿泊スタイルがこの野宿と思われます。シーズンになればアチコチの公園東屋などに小型テントを見かけます。
野宿をするのも令和の時代はなかなか大変になってきましたが、グレーラインではありますが一般的な野宿場所を上げてみましょう。特に雨の日の野宿は軒先探しに重点が置かれます。
- 道の駅の軒先
- バス停
- 無人駅
- 公園の東屋
- 高速SA・PAの端っこ(バイクの場合)
- 地方のコインランドリー
- 寂れた橋の下
旅慣れてくると、だんだんとこの辺りに寝場所がある、このへんにいい公園があるなど勘がすぐれてきます。
ネットカフェ・快活クラブ利用
ビジネスホテルや旅館などを使うと最低でも1泊5000円程度は必要になるでしょう。
これがネットカフェ等であれば半分以下で寝ることができます。また全国展開をしている「快活クラブ」を使うとコインランドリーや無料シャワーなども使いながら寝ることができるのもメリットです。
知人・親戚宅に泊まる
日本一周をすれば全国にいる知人友人親戚宅に泊まることも視野にいれると良いかもしれません。
予め連絡を入れておくことでスムーズに迎え入れてくれ、またその地方の観光案内や郷土料理が食べられるかもしれません。
ただ、後々のお礼やお土産のことを考えると、一長一短ではあると思います。
まとめ
日本一周の日数や費用はその移動手段によって差が出てきます。
ただ徒歩以外の移動手段であれば、半年・100万円という日数と予算は基本線となるのではないでしょうか。
あなたが大学生であり、日本一周にちょっと関心があれば早めに旅立つことをおすすめしたいと思います。2ヶ月以上という長い休みを今後取れる保障はありません。
友達とカラオケに行くのも楽しいですが、はっきり言ってムダ以外何者でもありません。私は大学生の冬休み春休みはバイトをして4回あった夏休み全て旅に費やしました。
ぜひ日本一周に興味がありましたら、一歩を踏み出してほしいと思います。
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