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キャンピングカーの収納というものはけっこう大変と思う。大きく広いキャンピングカーとはいえ・・・もちろん自宅に比べれば、そのスペースはミニマムだ。
普通の乗用車やミニバンに比べれば確かに収納はあるかもしれないが、その中でも小さめキャンピングカーのアウトドアジュニアはその収納方法にも気を使う。
収納アイデアとか、けっこう面倒ではあるが、いつも食料と酒を満載にするためやはりキャンカー収納は考えなくてはいけない。
今回はキャンピングカーの収納や収納庫はどのようなものがあり、また実際にミニマムなアウトドアジュニアの収納にはどのような工夫をして沢山の荷物を積んでいるのかを見ていきたい。
この記事に書いてあるコト
キャンピングカーの収納庫とその場所
うちのキャンピングカーアウトドアジュニアはキャブコンではあるが、かなりミニマムな車体にフル装備となっているため・・たぶん普通のキャンピングカーよりも収納場所が少ない。
リアベッドなどがあるキャブコンなどはベッド下が巨大なストレージになっていて、横幅いっぱいの収納スペースにキャンプグッズやイス・テーブル、自転車なども入ってしまうような収納庫もあったりする。
それに対してかなり限られたうちのアウトドアジュニアの収納庫に一体何を、どのように収納をしているのかを見ていきたいと思う。
一般的なキャブコンに比べかなり小さいアウトドアジュニアなので、うちの車の収納の工夫は多少なりとも役に立つのではないかと思うので参考にしてほしい。
外部収納庫
キャブコンでは最大のスペースとなるだろう、外部収納庫。アウトとどジュニアは運転席側後方にある。うちの車はココがバッテリー室になっている。その上に棚を付けて20L携行缶が2つ入るほどのスペースを確保してある。
収納棚
室内の整理にはこのヘッドスペースにある収納棚は大活躍だと思う。うちのアウトドアジュニアのダイネットヘッドスペースの左右両側に収納棚がある。
左側の収納棚には食料、菓子類やゴミ袋、トイレットペーパー、ティッシュペーパー、ペーパータオル、カセットガスコンロなどの生活用品が満載となっている。
右側の収納棚です。半分はテレビ関連のブルーレイレコーダーが鎮座しています。その隣は予備パーツのストックや雑貨類、毛布などを収納しています。
エントランス上収納棚
エントランス上収納棚にはビールジョッキ、コップ、アイスペール、殺虫剤、虫よけなどよく使う生活雑貨類を収納している。
シンク下収納庫
アウトドアジュニアのオーブンレンジ下の収納庫はバッテリー室になっていた。オレの場合バッテリーは後部収納庫に移動をしたので、ここは取手の取れるフライパン類5枚、圧力鍋、コンボクッカーを収納。
そのとなりの収納庫には大皿、ザル、ボウル、取っ手の取れる鍋類3個などを格納。
キャンピングカー内で、かなり料理調理をするウチはここの収納庫に鍋や皿類など調理器具が満載となっている。
ウチでは宴会を重視しているので、よくありがちなコンパクトなキャンプ系プラ皿とかシェラカップなどは一切ない。あとメスティンなども使わない。すべて家庭用の調理器具に陶器のお皿類を使っている。
シンク横はビールサーバー置き場
シンク横の周のスペースはビールサーバー置き場となっている。上の棚には炊飯器を置いている。炊飯器上に天板を置くことで調理台となる。
シャワー室収納
シャワー室の収納は折りたたみ水タンク、タオル類などを収納。
その下の鏡を開けるとシャンプー、歯磨き、綿棒、ひげそり、携帯ウォッシュレットなど洗面関連が収納されている。
床下収納
床下収納もかなりの容量がある。ざっくりとこれらのコンテナボックスを余裕で飲み込むスペース。いくつかのコンテナボックスを使い着替え衣類、季節ものグッズ(ファンとか)、酒・缶チューハイや調味料ボックスなどを収納している。
オフ会の場合はここにマルエフ5Lビール樽を2樽ほど収納することもある。
以上がキャンピングカーの基本的な収納庫。またアウトドアジュニアのミニマムな収納庫にどのようなものをおいているかを見てみた。
続いて作った収納スペースや収納庫の工夫について見てみよう。
収納庫の工夫と活用法
キャンピングカーの既存の収納庫だけでは入り切らないこともある。また使いやすい収納や片付けなどもあると思う。
うちのアウトドアジュニアの収納アイデアを見ていこう。
壁にキッチンツールフック
開いている壁にキッチンツールフックを取り付けるのは便利だと思う。お玉やタナー、泡立て、ピーラーなどはもちろん、上部のスペースにはライターやニベア、虫刺されムヒ、ドライバーやラジオペンチなどよく使うものを置いてある。
壁に穴を開けて収納にする
ダイネットとバンクベッドの間のスペースに穴を開けた。すると調味料とか小さい皿類を入れる良い感じのスペースが出現した。キャンピングカーにはこのようなデッドスペースがあったりする。
いい感じのスペースを探してみてはどうだろう。
足元は荷物置き場
ダイネットの足元も大事な収納スペースだ。ここには製氷機、炉端大将、ダッチオーブンなどの収納場所になっている。
収納扉を取り払う
アウトドアジュニアのダイネット椅子下収納庫は左右後方の3箇所ある。そのうち1箇所はうちの場合サブバッテリー室などで潰れてしまっている。
残り2つだが、こちらの収納庫は電気温水器の上部のスペースに作られている。他のジュニアはココに扉がついていたりする。オレのジュニアは上部椅子クッションを外して取り出す構造になっていたが、思い切って壁側面に穴を開けた。
コレが思った以上使いやすい。収納庫に扉があるとどうしても使い勝手が悪い。このように穴を開けてしまえば中の収納物も見えるし取り出しやす。
この収納庫には主にペットボトル類や食料を入れている。
そして同様に後部収納庫。ここは下に150L以上の清水タンクが鎮座しているのであまり高さを取れない。ココにはおちょこセット、工具箱、冬用のジャケットやウィンドブレーカーなどを入れてある。
ワイヤーネットで食器置きや調味料棚
キャンピングカーの収納では100均のワイヤーネットも大活躍。シンク周りの壁にワイヤーネットを取り付けて食器棚を作る。食器洗ったあと、ココに乗せれば食器の洗い水も切れて簡易食器乾燥棚にもなる。
サイドの壁にもワイヤーネットで調味料入れと箸や包丁などを入れるところも作る。ワイヤーネットは簡易棚や収納場所を作るのに大変便利!
ラップ・キッチンペーパーホルダー
壁にラップ・キッチンペーパーホルダーを取り付ける。食品ラップやペーパータオルは長さが結構あるので、収納場所に困るものの一つ。これは壁にホルダーを付けるのが一番いい。
カップホルダーでキッチンツール置き
カップホルダーを壁に取り付け使っていないカップを置けばキッチンツールホルダーになります。使わないときはカップを外してホルダーは折り畳めます。
運転席の後ろはキャンプグッズ置き場
運転席の後ろのスペースは大事な収納場所。うちのアウトドアジュニアは運転席の後ろに折りたたみチェアー2脚と折りたたみテーブル2つ、さらに焚き火台を収納してあります。
助手席の後ろには延長ケーブル10Mを2巻置いてあります。
床下収納はコンテナボックスの活用
アウトドアジュニアに限らず、キャンプ系で色々と収納アイデアを試してみたが、やはりコンテナボックスがいまのところ一番使い勝手がよく、便利である。
ウチのアウトドアジュニアのコンテナボックスを使ったキャンピングカー収納術を見てみたい。
どんなコンテナボックスを使っているの?
キャンピングカー収納で今利用をしているコンテナボックスは、こちらの3個。
1つは普通の赤いコンテナボックス。ホームセンターなどで売っている。
青いのは森永の牛乳?いれるようなコンテナボックス。知り合いの業者にいらなくなったヤツをもらった。
3個のコンテナボックスをどのように使っているの?
まず、この3個のコンテナボックスをキャンカー収納でどのように使っているのかをチェック。
青のコンテナボックス
青のコンテナボックスには基本食料が入っている。1つ目のコンテナにはキャンピングカー車内に置きっぱなしでも腐らない食材になる。調味料とかレトルト食品とか缶詰とか乾き物とかなどを入れて、車内に入れっぱなし。
2つ目の青のコンテナは、自宅へ持ち帰る。こちらに生モノ系の食材や家で常時使っている要冷蔵の調味料や日持ちのしない食材を入れる。あと、冷蔵庫の余り物で旅先で消費したいやつなんかを入れて、出発当日車内に運ぶのだ。
赤のコンテナボックス
赤いコンテナボックスは基本的に酒、缶酎ハイ、飲み物系を入れておく。缶酎ハイであれば約20本。それに紙パック2Lの日本酒と焼酎を入れることができる。
紙パック酒を立てておくと、このようにフロア床下に入り切らず、ちょうど紙パックだけ飛び出る形になる。引き出しやすくなりちょうどいいのだ!
キャンピングカー床下にどんな感じで収納してるの?
キャンピングカーアウトドアジュニアの床下はけっこう広々している。さらに奥に深い。この青コンテナ2個と赤コンテナ1個が縦にちょうど入る。
この状態のコンテナ並びで床下にきちんと収まる。
で、赤コンテナだけ床下からちょっとだけのぞいている状態。
さらに赤コンテナ横には、かなり大きめのスペースも空いている。ここにはイスやバッグ、さらには生ビール樽なども押し込むことができるだろう。
コンテナボックスはなんといってもスタッキング(重ね置き)できるのが便利だ。シャワールームなどにスタッキングしておいておくと、車内も広く使える。
キャンピングカー収納におすすめコンテナボックス
ちなみに青い森永コンテナボックスの外寸は縦33.5cm×横26.5cm×高さ27cmとなっている。
この高さ27cmというのはアウトドアジュニア床下に入る最大高さとなっているので、覚えておくとよいだろう。
コンテナボックスは折りたたみではなく、普通のヤツのほうが頑丈で使いやすい。安いしね。あとは壁が直立でテーパーしていない形状。
スタッキングできることは絶対必要ね。おすすめは安くて使いやすい以下3つ。
Astage(アステージ) ラリーコンテナ
出典:アマゾン
- 商品サイズ(約):W41×D30×H19cm
- 内寸(約):W35.4×D24.8×H18cm
- 商品重量:0.8kg
- メッシュになっているので中身の確認ができます
- スタッキング(積み重ね)でき便利です
Astage(アステージ) NVボックス
出典:アマゾン
- 商品サイズ(約):W28.7×D43.5×H14.5cm
- 内寸(約):W24.5×D36.5×H14cm
- 商品重量:0.5kg
- スタッキング(積み重ね)でき便利
TRUSCO(トラスコ) THC型コンテナ
出典:アマゾン
- 容量(L):16.2
- 外形寸法(mm)間口×奥行×高さ:508×352×120
- 有効内寸(mm)間口×奥行×高さ:442×298×115
真ん中の16.2Lと一番上にある7.2Lはこんな感じでスタッキングできる。サイズをチェックすると上に7.2Lが2つ乗りそうだ。
最大サイズの35.4Lも最大高さが26cmなのでアウトドアジュニアの床下に入るぞ。
サイクルキャリアとリアキャリアは最大の収納場所
うちのアウトドアジュニアにはリアキャリアが備わっている。このキャリアは普通にバイクも乗る。当然だが、ここにコンテナボックスなどを置けば最大級の収納場所になる。
また多くのキャンピングカーの装備となっているサイクルキャリア。このサイクルキャリアも収納場所としては本当に便利だ。耐荷重もこのキャリアは60kgもあるので安心。
ここにもコンテナボックスや大きなゴミ箱、水タンクなどを置けば本当に大容量の収納場所となる。
最後の収納場所はルーフトップ
残された最後の収納場所はルーフトップになる。うちのアウトドアジュニアは3枚のソーラーが乗っていて、ルーフエリアは最後尾の部分に残っている。ラダーからのアクセスも悪くない。
ルーフに枠もあるのでここにルーフキャリアバッグや防水トート・ギアバッグなどを乗せることは可能だ。今年スキーに行く場合にはここにブーツなどを乗せてみたいと思っている。
まとめ
キャンピングカーの収納は作り付けの収納にすべて入れば、一番だ。しかしキャンピングカー車両によっては、収納に工夫が必要だろう。
特に小さいキャンピングカーや軽キャンカー、バンコンなどは収納アイデアは大切。
オレのキャンピングカーアウトドアジュニアも、普通のキャンカーよりも酒や食料がかなり多めに入っていることもあり、小さい車内でいつも四苦八苦よw