記事はプロモーションが含まれています
アウトドアジュニアには普通の家庭用エアコンを搭載している。いまでこそキャンピングカーに家庭用エアコンが積まれていることは珍しくなくなったが、私達のアウトドアジュニアには20年以上前から普通のエアコンが搭載されている。
このエアコンがついていることで、真夏の宴会はもちろん冬場の暖房でもFFヒーターのアシストをすれば上下から温風供給で車内が一気にあたたまる。
キャンピングカーに家庭用エアコンというものを導入した日本初のキャンピングカーと言っても過言ではないだろう。リー社長の先見性にはまったくおどろかされる。
そんなアウトドアジュニアのエアコンについて見ていこう。
エアコンの取り付け位置
エアコンの取り付け位置はキャンピングカーの車両後方に面している。この場所にある一番のメリットは室外機からの距離が短くなること。そしてここから冷風を送ればダイネットはもちろん、バンクベッドまでエアコンの風は届くのです。
キャンピングカー車内をくまなく冷やすためにはココ以外ないだろうという場所にエアコン本体は取り付けてあります。よくキャンピングカーのダイネット横方向にエアコンがついている車両をよく見かけますが、アレはエアコン風は効率的に車内を冷やすことができるのでしょうか。
アウトドアジュニアの室内レイアウトはこのエアコンの配置により車両後方には窓しかありません。普通の家はもちろんですがキャンピングカーの設備においてエアコンは本当に大切ということをリー社長は20年前から発信をしていたのです。
室外機の取り付け位置
アウトドアジュニアのリアバンパーには家庭用エアコンの室外機が鎮座していて、このリアビューを見た方も多いのではないだろうか。
キャンピングカーのエアコン室外機設置場所として、この位置より良い場所はないと断言できる。特に室外機は大きなファンがついていることからもわかるように風通しが良いところに設置するのが良い。
室外機の後方が車両リア壁とかなり接近をしているが、それ以外は問題がない。また外においてあるので気温に左右されることも少なく、キャンカーの置き方に寄っては意図的に日陰にできる。
エアコン本体はリアウィンドウの上部に取り付けてあるので、室外機からの距離も本当に最短距離となっている。
エアコンの電源は?
アウトドアジュニアのエアコンの電源は基本的には「発電機」と「外部電源」となっている。
国内最大級の発電機であるホンダEU28isが搭載されていることで、電源に関しては全く問題はない。エアコン程度の電力であれば発電機が唸ることもなく非常に静かなアイドル音で運転が可能。ちなみに2台のときでも発電機を動かすのは1台で2台分のエアコンを稼働することも余裕である。
車両のエンジンをアイドリングするよりも静かで燃費も良いと考える。
-
アウトドアジュニアの発電機はクラス最強「ホンダEU28is」
キャンピングカーアウトドアジュニアにはクラス最大・・いやキャンピングカー史上最大と言ってもいいかもしれないホンダの発電機「ホンダEU28is」が搭載をされている。 ホンダEU28isは正弦波インバータ ...
またうちのでんでん号にはリチウムバッテリーを搭載している。このリチウムとソーラーパネル併用により晴れている日中であれば発電機を回すことなくエアコン稼働が可能です。また2晩程度ならリチウムバッテリーの電源のみでエアコンを使うこともできるようになった。
-
キャンカー・サブバッテリーをリチウム化でエアコンは動くの?
キャンピングカーのサブバッテリーを鉛バッテリーからリチウムにしました。これにより真夏のキャンピングカー車中泊はどのように変わったのか? 昼夜問わずエアコンなどが使えるのか?普通の家と同様に家電製品を使 ...
エアコンのメンテと交換について
アウトドアジュニアのエアコンは見ての通り、普通の家のような取り付けになっている。
ダイネットでは壁に普通の家のように取り付けてある。配管は車内内蔵ではあるが、壁のタッピングを外すとすべてがむき出しになる。
さらにエアコン室外機もベランダに取り付けてあるようにバンパー上に鎮座をしているむき出しだ。コレは何を意味するかというとキャンピングカーのエアコンではあるが、普通の電気屋さんがエアコンの交換をできるのです。
昨今でもキャンピングカーの家庭用エアコン取り付けが当たり前になってきましたが、取り付け位置や室内の装飾、また室外機の位置的問題などを含めかなり難しい取り付けをしている車両も多い。
何かあったときはビルダーに持ち込む必要性が出てくる。
これがアウトドアジュニアの場合、取り付けを含め全てにおいて普通の住宅のように取り付けてあるので、一般的な電気屋さんでエアコンの修理交換が可能なのです。
-
キャンピングカーアウトドアジュニアのエアコン交換取り付け
キャンピングカーのエアコンを取り付け、交換をしてきました。そのレポートをします。 キャンピングカーにエアコンはもはやなくてはならないアイテムとなっている。真夏の暑い場所ではもちろん、冬の暖房アイテムと ...
まとめ
アウトドアジュニアにはエアコンが載っているのが当たり前のようになっている。このような車を20年以上前から作っていたリー社長はとんでもない。
しかし今となってキャンピングカーにエアコンは必需品になってしまった。リー社長は時代を先取っていたのだろう。
さらにエアコンはもちろんだが、他の設備や備品についてもムダな装飾や難しいビルトインなどは一切ない。そのためメンテナンスがとてもやりやすい車になっている。
今年の夏もとんでもない暑さであったが、アウトドアジュニアのオーナーは20年前からどこへ行っても涼しい車内でビールを呑んでいるのである。これからもずっと。