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キャンピングカーは車中泊できることが醍醐味であると思っている。予定も立てず予約もいらず、その日の気分でフラッと旅に行くことができる。そしてその日の工程に合わせて、車中泊をすることの気楽さはやってみると、こんな楽しいことはない。
そんなキャンピングカーの車中泊は今かなりのブームと思う。週末の高速サービスエリアや道の駅は車中泊と思わしき車が沢山止まっている。それこそ普通車、ミニバンはもとよりバンコンやキャンピングカーもたくさん車中泊を楽しんでいる。
そんなキャンピングカーの車中泊についてチェックをしてみよう。
この記事に書いてあるコト
キャンピングカー車中泊は気楽で楽しい!
キャンピングカーの車中泊は本当に気楽だ。キャンピングカー車内に必要なものはほぼ揃っている。ほとんどのキャンカー達は必要な水や多少の食料、そして着替えを持てばすぐに旅立てるはずです。
キャンピングカーの車中泊がなぜこんなに気楽なのかを見ていきたいと思う。
電気が使える・家電が使える
ほとんどのキャンピングカーにはサブバッテリーが搭載されている。これにより12Vシガライターからの電源はもちろん、インバーターなどを通して100V家庭用電気を取ることができる。
また軽キャンやバンコンなどは今流行りのポータブル電源を乗せている方も多いだろう。これによりUSB、シガライター、100V電源を自由に使える。
車中泊で電気が使えるのは本当に便利だ。夜の明かりをはじめ、テレビや炊飯器、夏はエアコン、冬は暖房や電気毛布など家で使っているあらゆる電気製品を使うことができる。
これによりとても快適な車中泊をすることができる。
トイレは本当に便利
車中泊においてトイレは本当に便利な設備と思う。トイレがあることでトイレの場所を探さなくて住む。また車中泊をする場所は基本的にトイレに近いところから埋まっていくし混んでいる。
そのようなことに左右されずトイレから一番遠い、静かで空いている場所で車中泊をすることができる。
車中泊をする日がいつも好天ということもない。雨の日もあれば寒い日もある。もしかしたら防雨風だったり雪が降っているかもしれない。そんな日に傘をさしてトイレに行くのは結構な負担だ。
また子供や女性が深夜に人にいないトイレに行くのも防犯上好ましくない。そんな時にキャンピングカー車内にトイレがあれば安心して車中泊ができると思う。
テントを張らなくてすむ
キャンピングカーで車中泊をするのであればキャンプ場などで寝るためのテントを張る必要がない。これはとても楽ができる。
キャンプのテント張りは楽しい半面、撤収がとても大変だ。帰る日が天の場合など撤収は困難を極める。それがキャンプ場でも寝るのが基本車中泊であれば気楽に行くことができるだろう。
余裕があればタープやリビングテントを立てればいいという気持ちで行ける。
天候を気にせずにすむ
キャンピングカー車中泊で一番のアドバンテージはなんといっても天候を気にすることがないということだろう。車なので雨の中を走るのは問題ないが、キャンピングカーであればその後の車中泊でもとても楽しい。
雨音を聞きながら酒を飲むのはとてもいい感じだし、いい感じのBGMになることうけあいである。また雪が降っているならシンシンと振り続ける降雪を肴にヒーターで暖まった車内での宴会はオツなものだ。
子供・女性がいても安心
キャンピングカーの車中泊であれば子供さんや女性がいても、とても安心できる。布切れ一枚のテントなどと違い、きちんと施錠できるドア、FRPや鉄板で囲まれたシェル・ボディによりとても気楽に車中泊ができるだろう。
前述のキャンピングカーにトイレがあれば、深夜にトイレなどで外に出る必要もないことが安心感を更に高める。
車中泊する時の流れ
キャンピングカーで車中泊をする時、どのような流れで行うでしょう。いつもの車中泊ではあるが、キャンピングカーで行う車中泊の流れを時系列で追ってみよう。
車中泊場所を決める
まずはキャンピングカーで車中泊する場所を決める。それは高速道路のパーキングなのか、道の駅なのか、地方の駐車場なのか・・・スマホなどで「場所名 車中泊」などで検索をして車中泊が可能な場所かを事前チェックしておこう。
車中泊できる場所ならブログなどで車中泊をした記事などが確認できるしトイレの有無や駐車場に広さ、週末の混み具合などもチェックできる。
風呂・温泉をどうするか
キャンピングカーで車中泊するにしても風呂をどうするか考えている方は多いと思う。日帰り温泉などが近くにある道の駅をチェックする方も多いだろう。
風呂を入る場所と車中泊場所はワンセットと思ってもいいかもしれない。
ちなみにオレはキャンピングカー車内シャワーで済ませることも多い。
買い物は事前に済ませる
車中泊場所から徒歩圏内にスーパーなどがあればいいが、そのような場所は稀だろう。コンビニ併設は少しあるが車中泊場所に日が暮れて到着をすると道の駅のレストランや食堂なども閉まっている。
お目当てにしていた農産物直販も残り物だけになるだろう。車中泊場所へはできるだけ食材の買い出しや水の補給などはしっかりと確保してから到着すると安心だと思う。
車中泊場所にはできれば明るいうちに
車中泊する場所へはできれば明るいうちに到着をすることオススメしたい。
駐車場が空いている状態で到着することは心の余裕につながる。人気の道の駅や車中泊場所は暗くなるとだんだんと混雑することも多々ある。
明るいうちに車中泊場所に到着をしておけば、駐車場の斜度やトイレの位置などいろいろなことが見えてくる。快適に車中泊を行いたいならできれば日の入り前にその場所へ到着することが好ましい。
駐車する場所を考える
車中泊も回数を重ねていくと、快適に寝ることが出来る場所がだんだんと分かってくる。駐車場内でも車の流れがあるし臨時駐車場や第2、3駐車場なども良い選択と思う。
やたらトイレ正面のエリアであれば、早朝など車のドアの開け締め音がかなりする場合もある。駐車場の入口からどのような車の流れになるのかを読むことである程度静かな場所を選ぶこともできるだろう。
駐車する場所を考慮する場合は、前述のようにできるだけ明るい早いうちに到着するようにしたいと考える。
車中泊で注意すること5選!
キャンピングカーであっても普通車であってもミニバンであっても車中泊をする場合、注意することはいくつかある。
どのようなことに注意すればよいだろう。
夏の車中泊における暑さ対策
キャンピングカーであってもすべての車にエアコンが搭載されているわけではない。真夏であれば夜でも熱帯夜になることは珍しくない。
夏の車中泊では換気はもとより扇風機の用意や標高の高い場所での車中泊などを考える必要がある。また夏の車中泊や旅行は北海道というのはとても良い選択と思う。
冬の車中泊における寒さ対策
冬の車中泊も注意する必要がある。熱中症も怖いがFFヒーターの付いていないキャンピングカーであればいくら断熱材が入っていても車内は氷点下になるだろう。
冬用シュラフの用意や電気毛布の準備、それに耐えられるポータブル電源やサブバッテリーのチェックが必要になる。
普通車やミニバン・小さいキャンピングカーの車中泊
大きなキャンピングカーの車中泊であれば寝る場所の問題は少ないと思う。しかし小さい車や小さいキャンピングカーの車中泊はベッドエリアの制限があるだろう。
狭いベッドは寝返りが打てなかったりきちんとフラットなベッドエリアの確保ができなかったりする。
足をリラックスして伸ばせないベッドの場合、血流も悪くなり睡眠の質も悪くなる。運転席や助手席で寝るのは仮眠であればいいが、その状態での車中泊はキビシイ。
車内整理でベッドエリアの確保、隙間を埋めるやマットなどを利用してできるだけフラットで快適なベッドを作るようにしよう。
エンジンかけっぱなしは注意
車中泊で夜寝る時に適温でも深夜に寒くなったりすることはよくある。また暑い日など車両エアコンを使うためエンジンアイドリングで過ごす場合もあるだろう。
エンジンのかけっぱなしでの車中泊は周囲の迷惑もあるが、それよりも怖いのはマフラーから排出される排気ガスが何らかの流れで車内に入り込み一酸化炭素中毒を引き起こすことだ。
冬場などはマフラーの高さまでの積雪は普通に降る。マフラー周辺は雪で溶けるが車両が雪で覆われると行き場のなくなった排ガスは車内に入ってくるおそれがある。
できればエンジンアイドリング状態での車中泊はやめたいものと考える。
車中泊でも防犯は大切
キャンピングカーなどで車中泊する場合、周りに車が多数いるような高速道路サービスエリアや人気の道の駅ならあまり問題にならない。
しかし冬季やシーズンオフや人気のない場所での車中泊は防犯にも気をつけたいものだ。車両やキャビンのドアロックはもちろんカーテンなどで車両内を覗かれないようにするなどは必ず行うようにしたい。
またキャンピングカーであれば車両にダミー防犯カメラなどをエントランスや車両後方などに設置するのも有効ではないだろうか。
まとめ
キャンピングカーによる車中泊は宿泊費節減はもちろん、自由のある行動時間や予約に縛られることなく旅行ができる楽しさはほんとうにうれしい。
しかし車中泊も駐車場などのルールやマナーを守り、自身の防犯意識も考え場所を選んでほしいと思う。当然だが施設内でタープやテントを出したり焚き火やバーベーキューなどはご法度と心得る。盗電などはもってのほか。ちょっとならいいだろうと椅子やテーブルを出したり洗濯をするなども絶対につつしんでほしい。
また道の駅で車中泊をしたら、ぜひその施設内で買い物などをしてお金を落とすなどできると良いのではないだろうか。