キャンピングカー冬装備・準備

サイクルキャリアに乗る格安イレクタースキーキャリアの作り方

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イレクタースキーキャリア

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キャンピングカーにスキーを乗せる場合、どこに乗せるか困る。リアにラゲッジスペースが広大にあるような車ならこのような苦労はしないが、アウトドアジュニアはこのような荷物スペースがそもそもない。

リアにはラダーとサイクルキャリアが搭載されているので、スキーやスノーボードはここにロープなどでくくりつけるのが手っ取り早い。

しかし、2023年の年始北海道旅行では家族4人分のスキーとオレのスノーボードを乗せる必要が出てきた。ここでアウトドアジュニアを買った年に作ったイレクターキャリアーが大活躍をした。

このサイクルキャリアに乗る格安イレクタースキーキャリアの作り方をチェックしてみたい。

イレクタースキーキャリアを考えた経緯

私はスノボもやるので家族4人のスキー用品、ウェアなどあわせるとすごい量の荷物になります。この中でスキー板、スノボ板、ストック、ソリなどはできればキャンカー車内に入れたくないものです。

またスノーボードがメインになっているので、リアラダーにはスノーボードと雪下ろし用の折りたたみハシゴがへばりついています。

でんでん号にスキーを載せるとなるとどのような方法があるかを考えた時、前述のようにスキー本数が少なければリアラダーにまとめてくくりつけるのが最善策でしょう。

しかしスキー4人分にストックとなるとそうもいかない。そこで考えたのがイレクターでスキーラックを作り、簡単にサイクルキャリアに取り付けられば良いということに至りました。

イレクタースキーキャリアの概要

イレクタースキーキャリアの概要

絵がヘタでスマン。これは当時オレがイレクターを買いに行ったドイト店内でざっくりと書いたものだ。

構想としては以下のようになる。

  • サイクルキャリアのホイールレールに沿うようにきちんと収まる幅にする
  • サイクルキャリアの取り付けベルトで簡単に脱着できるようにする
  • スキーラックには4本のスキーとストックを乗せられるようにする
  • スキーラックの上に枠を設けてベランダストッカーを乗せられるようにする
  • リアウィンドウにできるだけかからない高さにする
  • できるだけ安価に制作をする

安く作るというとなると材料はイレクターに自ずと決定をします。

イレクタースキーキャリアの構成部品

イレクター

イレクタースキーキャリアを構成する部品ンを見ていこう。まずはジョイント

プラスチックジョイント

イレクター イレクター イレクター イレクター
J-4を4個 J-5を4個 J-7Cを10個 J-12Cを4個
イレクター イレクター イレクター
J-49Dを4個 J-130を4個 J-131を8個

スキーキャリア構成のためのプラスチックジョイントパーツの一覧です。

イレクターパイプとその他のパーツ

  • 1500mm×4本
  • 450mm×6本
  • 300mm×4本

イレクターパイプは上記14本を揃えました。

  • パイプカッター
  • 接着剤
  • ゴムシート
  • タイラップ

またイレクターのパイプカッターや接着剤も必要です。

ゴムシートはサイクルレールに乗るイレクター部分に巻きました。これによりイレクターパイプがタイヤレールに沈み込むことなく、タイヤベルトによる固定がきちんとできます。

タイラップはゴムシートをイレクターに固定するために使いました。

以上トータルで11.731円でした。(キャリア作製2002年当時価格で)

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ちなみにいろいろなパイプ直径に対応するパイプカッターでも代用できます。私はこちらを持っています。ただハンドルが短いのでカットする時に力は必要になります。

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イレクタースキーキャリアの作製

イレクタースキーキャリア

あとは買ってきたイレクターを組み立てるだけ。基本イレクターは最初の設計段階でほぼ8割方の作業は完了していると思う。

組み上げたら接着剤をジョイント部に注入をして1日置くだけで完成をする。

イレクタースキーキャリア

このような感じでイレクタースキーキャリアが完成をした。

各パーツを記述してあるので合わせて確認してみてほしい。

イレクタースキーキャリア

イレクタースキーキャリアーはこのようにサイクルキャリアのレールにホイール固定バンドできちんと取り付けられる。

イレクタースキーキャリア

ラック上部にはガレージボックスのような箱物や追加スキー、スノーボードなども乗せることが可能です。ただ位置は高いの脚立などは必要になります。

イレクタースキーキャリア

最上部に乗せたガレージボックスにはこのように道中のゴミなどを入れることができる。また旅行中に必要無くなった物やスキーブーツなどを入れることもできるだろう。

位置が非常に高い場所にあるので、あまり頻繁に出し入れが必要なものを入れるのには向かない。

イレクタースキーキャリア

2023年始北海道スキー旅で大活躍をしたイレクタースキーキャリアである。リアキャリアに乗せてあるガレージボックスには全員のスキーブーツが入っている。

しかし、このボックスをキャリアに乗せるのは大変だったので、リアキャリアに乗せた。こちらのほうが使い勝手が良い。

このようにサイクルキャリアに乗せるスキーキャリアラックをイレクターで格安に自作するのはかなりいい方法ではないだろうか。

まとめ

1万円ちょいでサイクルキャリアに乗るスキーラックを作れるのはなかなか悪くないと思う。工夫によってはラック部を2段にしてスノーボードおいたりすることや色々なアイデアも出てくるはずだ。

ちなみにこの状態でフェリーに乗ると5m以上になってしまうので、スキーラックとガレージボックスは乗船前に車内に入れることで5m未満対応できること付け加えておく。

まさか20年前に作ったイレクタースキーキャリアーがここにきて日の目を見ると思わなかった。感無量である。

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