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冬の車中泊は暖房や防寒などの対策が決め手になる。どのような暖房対策をするかによって冬の車中泊の快適度は格段に差がつく。
どんな車・キャンピングカーで車中泊をするかにもよるが、基本何もしない車の場合テントで泊まるよりも雨風雪に不安がないだけで防寒という観点からはあまり差はないだろう。そのくらい防寒対策をしない車中泊は寒い。
実際にキャンピングカーでさえ断熱材が入っていたとしても車内は普通にマイナスになる。普通車ならなおさらだろう。
冬の車中泊で注意すること。また冬の車中泊における防寒・暖房対策はどのようにすればよいか、チェックしてみよう。
この記事に書いてあるコト
- 1 冬の車中泊で注意すること10選
- 2 冬の車中泊にかかせない防寒対策
- 3 冬の車中泊には電源が欠かせない
- 4 電源が確保できない場合の車中泊暖房グッズは?
- 5 車中泊の暖房一覧
- 6 車中泊でもキャンプでも使える暖房グッズ10選!
- 6.1 マルカ 湯たんぽ Aエース 2.5L 袋付 0W
- 6.2 タンスのゲン 羽毛布団 シングル 0W
- 6.3 [山善] 電気ひざ掛け ポンチョ USBブランケット 130×80cm
- 6.4 電熱寝袋 USB 4つヒーター内蔵
- 6.5 MORITA 洗える電気敷毛布 40W
- 6.6 MORITA 洗える電気掛敷毛布 60W
- 6.7 タンスのゲン こたつ 2点セット 69×69cm
- 6.8 TEMGCO パネルヒーター 足元ヒーター
- 6.9 Dazers 300W セラミックヒーター 足元ヒーター
- 6.10 [山善] ホットカーペット 1.5畳:355W
- 6.11 アイリスオーヤマ ヒーター オイルヒーター足元 暖房器具 デスク 500W
- 7 まとめ
冬の車中泊で注意すること10選
真冬という気温の低い状態では、たとえ普通の住宅でも暖房をする必要があります。
まして、車中泊をする車であれば、それがキャンピングカーでも何もしないで車中泊をするのは非常に危険です。
基本的に、何も準備しない車の場合テントで泊まるよりも雨風雪に不安がないだけで防寒という観点からは無防備となってしまいます。
実際にキャンピングカーでさえ断熱材が入っていたとしても車内は普通にマイナスになります。普通車やバンなどであれば、なおさらでしょう。
というわけで、冬の車中泊で注意することを見て行きましょう。
その1.エンジンのかけっぱなしをしない
冬の車中泊で車のエンジンをかけっぱなしにしない、ということは言うまでもなく、もはや常識と言ってもいいでしょう。
深夜に雪が降り出す場合もあります。
雪が積もって排気管を覆ってしまうと、排ガスが車内に逆流して一酸化炭素中毒になる恐れがあるので、必ずエンジンを切りましょう。
その2.天気予報を確認する
冬の車中泊をする場合、天気予報を確認することはとても大切です。
大雪になり、かなりの積雪が予想されるのであれば、その場所から離れ積雪が少ないところへ移動するのは良い方法です。
また強風が一晩中吹くと、うるさいのはもちろんですが、車も大きく揺れけっこう不安になります。
その3.燃料を満タンにしておく
冬の車中泊をする前には、必ず燃料を満タンにしておくとよいでしょう。
結局ラストに頼れるのは動く車です。
最後の頼みの綱として、車の燃料が満タンなのは心の余裕にもつながります。
その4.FFヒーターの排気口が積雪で埋まらないか確認
FFヒーターの排気口が、下の方についているキャンピングカーなどは注意するとよいでしょう。
排気口自体は熱いので問題ありませんが、これも雪が積もり排気管を覆ってしまうと、危険なことになる可能性もゼロではありません。
その5.複数の防寒対策を持つ
複数の防寒対策を持つことは冬の車中泊では、とても大事です。
私のキャンピングカーであれば、FFヒーターとエアコン暖房、湯たんぽ、電気毛布、羽布団などが揃っています。
氷点下にならないのであれば、冬用シュラフで乗り切ることも可能かと思います。
しかし、冬の北海道によく行く私は上記、複数の防寒対策をいつも持っています。
次回に備え、FFヒーターをもう一台搭載できないかも考えています。
その6.できればバッテリー・電源も複数持ちたい
サブバッテリーも予備があると本当に心強いです。
バッテリーは寒さに非常に弱いものです。
たとえばポータブル電源をサブに1台持っていれば、メインのサブバッテリーがダメになっても、電気毛布くらいは使えるでしょう。
その7.ガス・石油ストーブなど燃焼系暖房は使わない。
よく冬の車中泊やキャンプで七輪を使い、大変なことになったニュースが毎年流れます。
同様なことが燃焼計であるガス・石油ストーブにも言えると思います。
その8.除雪車が入るかなどを確認したい
駐車場の周りが雪壁になっているのに、駐車スペースがきれいになっている場合、深夜などに除雪車が入ってくる可能性が高いです。
このような可能性を感じたら私はできるだけ端の方に停めるようにしています。
その9.フロントウィンドウにシートを取り付ける
100円均一で売っているアルミ保温シートをフロントウィンドウに被せておきます。
このようにしておくと、フロントウィンドウに雪は積もりませんし、朝出発前も非常に楽です。
ワイパーを立てておくことも忘れないようにしましょう。
その10.駐車場の端の照明のあるところに停める
冬の道の駅で車中泊をする場合、できるだけ入口出口近くや車の動線上を避けます。
そして駐車場の端の方、さらにできればきちんと照明がある場所に車を止めるようにします。
特に積雪がある駐車場などは、スリップ事故や無用なトラブルを避けるため、このような場所を選んで止めます。
トイレの真ん前に停めるようなことは、ほぼしません。
冬の車中泊にかかせない防寒対策
どんなに断熱材の入っているキャンピングカーでも真冬で暖房なしであれば寒い。かなり寒い。ただ何も施されていない普通車やバンなどに比べれば熱の逃げは少なめという感じだろうか。
冬の車中泊は防寒はもちろん、積極的に暖める暖房も必要です。
冬の寒い時期に車中泊をする場合の対策は基本的に以下の3点。
- 車の防寒対策
- 車内の暖房対策
- 体の保温対策
どれか一つでも手落ちで寒いし、この3点をきちんと行う必要がある。
車の防寒対策は通常キャンピングカーであれば断熱材などが入っているはずなので、運転席キャビンのウィンドウにシェードを貼り付けるなどをするとよいだろう。
普通車や軽バン・バンコンなどは車両のウィンドウ全部にシェードを貼り付けることは最低でも行ってほしい。バンコンなどは車両ボディ内側に断熱材を入れるとかなり違うだろう。
そして冬の車中泊にいちばん大事なのは車内の暖房対策だろう。これがしっかりしていれば体の保温は適当でもいいと考える。実際に私は真冬の北海道でもキャンカー車内では短パンTシャツですごす。
後述をするがある程度の容量があるポータブル電源やRVパークの100V電源を確保できれば、車内の暖房は問題ない。
このあたりが貧弱な場合、最後の体の保温対策で補うというのが基本的な考え方になる。
冬の車中泊には電源が欠かせない
冬の車中泊の問題を一気に解決するのが「電源」です。家庭用100v電源を一晩使うことができれば、電気毛布に電気ストーブを導入すれば何も考えることはありません。
しかしその家庭用電源は自分で用意する必要があります。電源を確保する方法は以下の3点。
- 車中泊施設「RVパーク」の利用
- キャンプ場の電源サイトの利用
- サブバッテリー
- ポータブル電源
- 発電機
ちなみにうちのキャンピングカーの場合、日中に走行充電とソーラーでサブバッテリーを充電する。
夕方から夜にかけて温水器や炊飯、ビールサーバーを冷やすエアコン暖房など大容量の電気を使う時に発電機を回し、その時に次の日まで余裕で使うことのできるようにサブバッテリーを充電しておく。
これでキャンピングカー車内はマイナス15度まで下がった北海道でも寒さをほぼ感じることなく短パンTシャツ。朝まで暖かくぐっすり寝ることができる。さらに翌朝から昼ころまでのワーケーションの電気も確保できる。日が昇ればわずかながらもソーラーパネルで補うことも可能。
電源が確保できない場合の車中泊暖房グッズは?
車中泊をする場所や場合によって電源が確保できない、また暖房器具と併用すると良いものがあります。
以下のものは電源を必要としない暖房器具となり、冬の車中泊をする場合持っていると良いグッズです!
- 自ら発熱する:カイロ、湯たんぽ
- 車内を外気から防ぐ:断熱材や保温シート
- 暖かい服装:発熱ベスト、羽毛ふとん、ダウンシュラフ
冬の暖かい車中泊をするためにも、これらのグッズは揃えておくと良いでしょう。
車中泊の暖房一覧
車中泊で使うことのできる暖房をチェックしてみよう。
エアヒーター・FFヒーター
エアヒーターに代表するFFヒーターはキャンピングカーやバンなどの暖房として一番安全、燃料消費量も少なく暖かい。
ネックは20万円はするだろうその取り付け費用だろう。
エアコン暖房

エアコン暖房も大容量リチウムバッテリーとその容量を充電するシステムが必要になる。もちろん車両へのエアコン取り付けとハードルは高い。
ただこのエアコンが取り付けられれば、1年を通して快適な車中泊を遅れること間違いなし。
エアコン暖房は足元が寒いのもちょっとネック。なのでウチは最初車内を暖める時にエアコンとエアヒーターのダブルで動かすことが多い。
電気ストーブ

安全という意味では電気ストーブもいいが、消費電力が非常に高い。エアコン同等以上と思ってもいいだろう。なので電気ストーブを利用する場合100V家庭用電源が使えるところになる。
ポータブル電源でも使えるが、少々大きいポタ電が必要になるだろう。
電気毛布

寝る時に電気毛布はかなり有効な暖房器具と思う。消費電力も電気敷毛布なら40W、電気掛毛布なら60W程度だろう。
これに羽毛布団を合わせれば、真冬でも暖かく快眠できること間違いなしだ。
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湯たんぽ

格安暖房器具のダントツと言えば湯たんぽだろう。寝る前にカセットコンロで5分ほど温めれば2.5Lサイズ湯たんぽなら朝まで暖かい。
湯たんぽは移動することができるので、お腹を温めたり冷たい足を乗せたりと自由に布団内を動かすことができるのもメリット。電源なども必要なく、冬の車中泊には常備したい一品。
ホットカーペット
車内にホットカーペット敷けると足元はいつも暖か。もし家に使っていないホットカーペット1畳とかあるなら、導入してみるのも良いかもしれない。
布団の下に敷いても電気敷毛布代わりになる。汚れとかに強いのもよい。
セラミックファンヒーター
消費電力低めのセラミックファンヒーターを1台持っているとサブの暖房に使える。足元やスポット的に暖めたい時など有効だろう。
ただ消費電力低めでも300w程度はあるので、長時間の使用は電源次第だろう。
こたつ

バンキャンパーや荷室に比較的フラットが作れる方は、このこたつという選択肢はありと思う。
1人用のこたつなら70cm正方形でテーブルにもなる。最悪そのまま寝てしまえるのもメリットかも。ヒーターも弱モードなら100W以下のものも多数あるので、一考する価値はあるだろう。
カセットコンロで鍋

カセットコンロは実はかなり有効な暖房器具。カセットコンロを使い車内お鍋をやるだけで暖房と加湿が両方完了する。
お鍋も汁や具材、そして鍋自体の蓄熱もかなりある。鍋を食べ終われば必ず火を消すのである程度安全。
車中泊でもキャンプでも使える暖房グッズ10選!
車中泊でもキャンプでも大活躍する暖房グッズをチェックしてみよう。消費電力の低いもの順にしてみた。
マルカ 湯たんぽ Aエース 2.5L 袋付 0W
出典:アマゾン
- 本体サイズ:約W29.5×D21.6×H7.4cm、トタン板厚:約0.5mm
- 本体重量:0.61kg
- 素材・材質:【本体】溶融亜鉛メッキ鋼板 / 【口金】しんちゅう / 【パッキン】合成ゴム
- 容量:約2.5L
- 空気調整弁付キャップ。安定の良いフラット底
タンスのゲン 羽毛布団 シングル 0W
出典:アマゾン
- 150x210cm(シングルロングサイズ)
- 重量:約1.8kg (充填量1.0kg)
- 生地:綿15%、ポリエステル85%・詰め物:ホワイトダックダウン90%、フェザー10%
- 梱包サイズ:18x18x44cm
[山善] 電気ひざ掛け ポンチョ USBブランケット 130×80cm
出典:アマゾン
- 本体サイズ:ヨコ130×タテ80cm
- 本体重量:500g
- 電源:DC 5V/1A(USB TYPE-A)、消費電力:5W
- 表面温度:強=約45度/中=約40度/弱=約35度、タイマー:2時間自動OFFタイマー
電熱寝袋 USB 4つヒーター内蔵
出典:アマゾン
- USB給電式
- 封筒型&USB給電式&3段階温度調節
- 容量10000mAhのバッテリーを使用の場合、低温で約7時間
- 表側撥水加工、裏側防寒保温&丸洗い可能
- 展開サイズ:全幅75cm×全長210cm
- 収納サイズ(約):直径26cm×40cm
MORITA 洗える電気敷毛布 40W
出典:アマゾン
- ポリエステル100%
- サイズ :約140×80cm
- 重量 :約0.89kg
- 消費電力:40W
- 材質 :ポリエステル100%
MORITA 洗える電気掛敷毛布 60W
出典:アマゾン
- サイズ :約190×130cm
- 重量 :約1.49kg
- 消費電力:60W
- 材質 :ポリエステル100%
- 機能 :温度調節、頭寒足熱配線、室温センサー、ダニ退治、ウォッシャブル
タンスのゲン こたつ 2点セット 69×69cm
出典:アマゾン
- 69D x 69W x 35.5H cm
- 天板:ホワイト / 布団:ダスティピンク
- 69×69cm
- □型番:MS-303H □定格電圧:AC100V □定格周波数:50/60Hz
- 弱モード…約80W、強モード…約160W
TEMGCO パネルヒーター 足元ヒーター
出典:アマゾン
- ヒーターはレベル3(45℃-55℃-65℃)まで温度が調節可能
- 折りたたみ式を採用、折りたたんだらサイズは約40*50cm、持ち運びも便利
- 消費電力195W
Dazers 300W セラミックヒーター 足元ヒーター
出典:アマゾン
- 静音機能も搭載し、モード1(300w)での運転は静か
- 転倒防止機能も搭載
- サイズは162*125*95mm
- 重量はわずか560g
[山善] ホットカーペット 1.5畳:355W
出典:アマゾン
- 本体サイズ:タテ180×ヨコ125cm
- 本体重量:2.1kg
- 消費電力:355W
- 切り忘れ自動OFF:約6時間後に自動的に通電が切れる安心機能
アイリスオーヤマ ヒーター オイルヒーター足元 暖房器具 デスク 500W
出典:アマゾン
- 風や火を使わないクリーンな暖房のオイルヒーター
- 天井・床・壁などお部屋全体を暖めるふく射熱
- 3.4kg
- 500W
まとめ
冬の車中泊で暖房問題を一気に解決するのは電源確保に尽きる。電源やたっぷり容量のバッテリーがあれば問題ない。
しかし格安に収めようと思うなら、夕飯に鍋物してカセットコンロで車内を暖め電気毛布と羽毛系の布団やシュラフで寝るのが一番だろう。もしかしたら家にあるものですべて揃う可能性も高い。
オレは真冬の車中泊でも短パンTシャツで快適に過ごしたいので、エアヒーター、エアコン、鍋物、電気毛布などすべての機材を投入して暖かく過ごすのだ。