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キャンピングカーのタイヤは非常に重要、かつきちんと管理をしないといけないものの一つである。キャンピングカーは普通の車よりも車両重量があり、タイヤなどにはかなりの負担がかかっている。
そのためタイヤの交換サイクルなどもきちんと管理をして、タイヤの山が残っていたとしても交換する必要があると考える。
以前、アウトドアジュニアで高速道路を走っているとき、派手にバーストをやらかしたこともあり、その時以来タイヤの管理や交換サイクルには非常に過敏になっている。
今回はキャンピングカータイヤの購入時にしておく情報やどのような感じでタイヤを交換するのかをお伝えしたいと思う。
この記事に書いてあるコト
キャンピングカーのタイヤはどんな状態?
キャンピングカーは一部の車を除きそのほとんどがトラックやバン、ワンボックスなどがベース車両として使われている。
トラックなどは基本の車両重量もそこそこ重く、さらにそこへキャンピングカーとしての架装をするわけなのでトータルの車重はかなり重くなる。
タイヤに掛かる負担というものは通常の乗用車とは比べ物にならないと思っていいだろう。
トラックやワンボックスなどは積荷を乗せたりおろしたりするので、全走行距離のいくらかは空荷で走っていることもある。しかしキャンピングカーはトラックキャンパーシェルタイプの車両を除き、ほぼ重たいままでずっと走る。
さらに衣食住に関する荷物や乗員など、かなりの重量をいつも積んで走っている。
このように考えると、同じトラックベースであっても積荷のトラックとそのトラックをベースにしたキャンピングカーでは、タイヤに掛かる負担は相当のものと思って間違いないだろう。
キャンピングカー専用タイヤってあるの?
出典:アマゾン
キャンピングカーは前述のように非常に大きな荷重が常時かかっている。このような悪条件で使われるタイヤは気を使う必要がある。これらの負荷をカバーするため「CP規格タイヤ」がミシュラン、ブリジストンから販売されている。
CP規格のタイヤはLT/C(商用車用)規格のタイヤより空気圧を高めて キャンピングカーに求められる、高負荷域 での常用を可能にしたタイヤとなっている。
もしあなたのキャピングカーで専用タイヤにサイズ展開があれば、一考してみるのも良いかもしれない。
CPタイヤは、トラック用のLTタイヤ規定よりも空気圧が高く設定されていることがメリット。さらにトレッドの接地面を拡大、ケーシングを頑丈にすることで、高負荷域に耐えられるだけでなく、安定した走りが実現できるので、まさにキャンピングカーのタイヤとしてはうってつけ。
キャンピングカータイヤ選びの知識

キャンピングカーのタイヤ選びについて考えてみよう。タイヤにはサイズや記号などタイヤ的な知識、さらには夏タイヤや冬用スタッドレスのローテーションなども加わってくる。
キャンピングカータイヤのチョイスについてチェックをしてみよう。
タイヤのサイズや数字の意味は?
うちのキャンピングカーアウトドアジュニアのタイヤサイズは「175/R14 8PR」となっている。
- 175:タイヤ幅(mm)
- R:ラジアル構造
- 8PR:タイヤのカーカス強度(プライレイティング)
となっている。
前後8PRにする
タウンエーストラックの4WDは前後同じサイズのタイヤになっている。しかし、前輪に関しては4WDも2WDもプライレイティングは6PRであった。
キャンピングカーの車両重量を考えると、前輪にも8PRを取り付けるとよいだろう。
値段差も殆どない。
どの位置にタイヤが装着されていたか目印を
ノーマル状態で前輪6PR、後輪8PRの場合はスタッドレスなどに履き替えた時、どのタイヤが前後ろなどに関して非常に管理しやすい。
しかし、全てのタイヤサイズを8PRで統一をしてしまうと、混同してします。そこでホイール裏などにどのタイヤがどの位置に取り付けていたかの目印をしておくとよいだろう。
夏はサマータイヤ・冬はスタッドレス
キャンピングカーは1年を通して活躍をする。特に冬においてスキー場に行く方も多いだろう。その場合、サマータイヤと冬用のスタッドレスを履き替えることになる。
夏でもスタッドレスを履いて通年ワンセットで通す
夏でもサマータイヤ代わりにスタッドレスタイヤを履くことをちょっとオススメしてみたい。
キャンピングカーはその車両重量も重いことからタイヤ交換が大変。さらにサマータイヤとスタッドレスタイヤ2組あるということはトータル8本になり、常時1組4本のタイヤを保管する必要がある。
ガレージや倉庫があればいいが、マンションや賃貸アパートだとタイヤ保管場所も大変である。倉庫を借りたりタイヤ屋さんに預かって貰う方法もあるが、ただタイヤを置くだけでお金がかかる。
そこでオススメしたいのが1年を通してスタッドレスタイヤを履くことだ。
ウチのキャンピングカーはタイヤサイクルを3-5年ごとに換えているのだが、スタッドレスの最終年はサマータイヤに履き替えない。そう、1年間スタッドレスを履き続け次の冬で交換するというサイクルをとっている。
コレが非常に楽で、通年を通しタイヤ交換をする必要もなければ、サマータイヤを用意する必要がない。
走行性能やブレーキ能力、燃費などはサマータイヤに比べ少し落ちるかと思う。しかしもともと高速道路でもスピードがあまり出ないキャンピングカーであることから、さほど不便を感じることもない。
逆にスタッドレスのほうがタイヤが柔らかめということもあり、乗り心地も良かったりする。
以上よりもしタイヤ置き場所に困っていたり、タイヤ保管にお金がかかっている方は、1年を通してスタッドレスタイヤにしてみるもの一考かと思う。
キャンピングカータイヤ交換の実際

今回のキャンピングカータイヤ交換はいつもの馴染みのガソリンスタンドで行った。
タイヤ代、バランス取り、廃タイヤ引取でトータル54,920円税込みだった。
交換タイヤはブリジストンV600
出典:アマゾン
今回の交換タイヤはブリジストンのバンタイヤV600。
バンやトラックなどに使われるブリジストンの廉価版タイヤとなっている。トレッドバターンをチェックすると以前あったデュラビスR670と同等となっていて、このモデルの再販と思って良いはず。
値段帯も考えると普通のバンタイヤ。可もなく不可もなくというヤツだろう。まぁ、普通に走れば全く問題ない。
価格コムあたりを見ると同サイズは9,000円弱程度で出ているので、今流行りのネットで購入交換OKのタイヤ屋さんに直送すれば4万円台で交換できると考える。
ダンロップエナセーブとブリジストンV600パターン比較

こちらがダンロップエナセーブのトレッド

こちらがブリジストンV600のトレッド。
ダンロップタイヤは何年使ったの?
実はこのダンロップエナセーブは前回バーストを起こした2012年に交換したやつなので、9年も使っていた。これはいかん。前回のバーストの経験が生かされていない。
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しかし、間にスタッドレス履きっぱなし2年間と新しいスタッドレス半年とかがあり、けっこうガレージの中で過ごした期間も長い。
タイヤの裏側を覗いたりトレッドを見てもガソリンスタンドの店員さんが、交換するのがもったいないくらいいい状態のタイヤと言っていました。
まー、それでも確実に経年劣化があるし先日のハブベアリング損壊事件もあったので、念には念を入れ今回は交換という判断をした。
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まとめ

キャンピングカーに新しいタイヤというのは本当にいい。精神的にもうれしい。
これで3、4年はタイヤに関して気を使う必要もなくなる。安心してキャンピングカーでお出かけができると言うものだ。