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キャンピングカーの装備にはどのようなものがあるかを見ていこう。キャンピングカーは普通の車と違い、いろいろな装備・設備が備わっている。
普通乗用車と比べ、キャンピングカーは生活ができるように家と同じような装備がされている車も多数ある。逆に軽キャンピングカーやバンコンなどの装備は必要最低限・最小限の装備という車もある。
キャンピングカーの装備とはどのようなものがあるだろう。基本的装備をチェックしてみたいと思う。
バンクベッド
バンクベッドはキャンピングカーの象徴的な装備の一つ。キャンピングカーの中でもキャブコンと言われる車種の装備となっている。
運転席の頭上におでこのような形で広いベッドが装備されている。日本のキャンピングカーで言えば一番広いスペースが確保できるベッドスペース。
ヨーロッパ車やバンク部が小さいタイプの場合、フォールダウン型バンクベッドが装備されていることもある。通常のキャブコンの場合は常設型のベッドだったり、ベッド部がスライドしてスペースを広げるタイプも有る。
ベッドスペースへは階段やはしごでベッドへは上り下りする。少人数であれば、ダイネットベッドをこわして大ネットベッドを展開することなく、就寝できるのが利点。簡易荷物置き場としての使い勝手も良い。
キャンピングカーでは一番使いやすいベッドスペースとしてメイン装備の一つとしてあげられる。
ダイネット
ダイネットとはキャンピングカーのリビングとなっている。走行中は座席としても使われる。
キャンピングカーの停泊時は主にくつろいだり、食事をしたりテレビを見たり雑談したり酒のんだりと自宅のリビングと思ってもらえればよい。
キャンピングカーのダイネットは車両により、そのレイアウトはいろいろとパターンが有る。基本的にはテーブルを中心に対座できるシートが対面に配置されていることが多い。
シートのレイアウトには主に二の字型、コの字型、L字型などが主流だ。うちのアウトドアジュニアはコの字型が採用されている。デザインによってはラウンジのようになっているダイネットもある。
ダイネットベッド
キャンピングカーではダイネットのテーブルなどをスペースに埋めてベッドスペースにできることが多い。
小さいキャブコンはもちろん、軽キャンピングカーやバンコンなどの装備では、ダイネットを展開してベッドスペースにすることが多い。スペースの活用としては有効だが、寝るたびにダイネットを整理整頓、展開する必要があるので面倒な側面もある。
それでも小さいキャンピングカーで家族4人の就寝スペースを確保するためにはこのダイネットベッドの装備は非常助かる。不意の就寝定員が増えた場合でも使える。
サブバッテリー
キャンピングカーは普通車に比べ、車内に滞在する時間がすごく長い。そのため車両エンジンを止めている時に電気機器を使うために必要なのがサブバッテリーだ。
車中泊はもちろん、キャンプ時でもかなり自由に電気を使うことができ、サブバッテリーがあることで自宅にいるようにテレビを見たり冷蔵庫を使えたりする。
今ではリチウムイオンバッテリーを使い、サブバッテリーでエアコンを稼働させるようなシステムも存在する。
通常はディープサイクルバッテリーという充放電に強い専用バッテリーを車両バッテリーとは別に1-4本程度搭載をしている。ウチのアウトドアジュニアはサブバッテリー4本積んでいる。
サブバッテリーの充電は走行充電、ソーラーパネル充電、外部AC100V電源からの充電、発電機からによる充電などでまかなう。
キャンピングカーの停泊中、車中泊の快適度はこのサブバッテリーの容量、本数で決まると行っても過言ではない。
インバーター
インバーターはサブバッテリーの12V・24Vの電源を一般家庭用コンセントAC100V(交流100V)に変換する機器となっている。
インバーターにも多種多様なモノが販売されていて、通常キャンピングカーで使われるインバーターは純正弦波が使われる。
しかし、この純正弦波インバーターは値段が非常に高い。そこで考えられるのは矩形波インバーターや修正・疑似正弦波を出力する安いヤツや中華製インバーターを利用するというものだ。
値段は純正弦波インバーターの半値以下で1万円程度から手に入れられる。
キャンピングカー車内で使う電気機器が矩形波、修正・疑似正弦波だったり、出力が100V以上でも問題なければ安いインバーターでも大丈夫だろう。
しかし、キャンピングカーで冷蔵庫、エアコン、電子レンジなどの家庭用電気製品を使いたい場合、格安インバーターは使うことができない。
以下に中華格安インバーターを使ってエアコンが壊れたなどのトラブルレポートがある。ぜひ合わせて見ていただければうれしい。
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キャンピングカー【インバーター】正弦波1500Wがいいよ
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ベンチレーター・マックスファン
ベンチレーターはキャンピングカー内の換気(吸気・排気)を行う装備です。
キャンピングカー内は室内が狭いこともあり、食事の匂い、いろいろな臭気、鍋の湯気などがすぐに充満します。そのためベンチレーターなどの装備を使いキャンカー車内の換気を行います。
車内の上がった気温や湿度も、この換気装備を使えば外気の入れ替えでかなり快適になります。
ベンチレーターはマックスファンという装備を使うことが多いですので以下のページでマックスファンについてチェックしてみてください。
エアヒーター
キャンピングカーの冬を快適に過ごすためにエアヒーターは必須装備と行っても過言ではありません。
エアヒーターは車のエンジンをかけずにキャンピングカー車内の暖房をまかなる装備です。燃料は軽油やガソリンなどがあります。車両の燃料タンクから引いてあることが多い。
そのため別に燃料や燃料タンクを用意することがないのもとても楽。車両本体のエンジンよりもはるかに燃費がいい。
さらにFF式ヒーターなので、排気ガスは外に排出されきれいな暖かい空気のみ車内に送られる。一晩中つけっぱなしでも全く問題なし。
エアヒーターのネックとして、その装備の価格が非常に高額(20万円程度)と一晩中つけておけるサブバッテリーを用意する必要がある。
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【エアヒーター】は冬のキャンピングカーに絶対必要ですか?
エアヒーターはキャンピングカーにある暖房器具の一つ。 キャンピングカーアウトドアジュニアにはエアコン、そして今回紹介をするエアヒーターがついています。 しかしこのエアコン、もちろんですが発電機を始動し ...
テレビ
キャンピングカーでの停泊中というのは思ったよりもヒマだw
キャンプなど屋外で焚火やバーベキューなどできれば楽しいかもしれない。しかし車中泊となると外で焚火はもちろんイス・テーブルを出すことはご法度である。
そうなるとおのずとキャンピングカー車内で過ごすことが増えるだろう。このような時間をグダグダ過ごすために必須なのはテレビである。
テレビの装備は思ったより大変だ。
実はテレビをタブレットなどを使い、アマゾンプライムやオンデマンド系(U-NEXTとかHulu)のダウンロードやネット系を視聴するなら簡単である。
テレビ装備のいちばん大変なのはアンテナの設置があげれれる。そしてそのアンテナのケーブルをどのように車内に引き込むかも問題だ。
もちろんある程度の時間、テレビを視聴するので電気をまかなうサブバッテリーも必要になる。
以下のページでキャンピングカーのテレビの設置、地デジ・BSアンテナの取付につてレポートしているので合わせてご覧ください。
キャンピングカーにテレビを付けたいと思う方はたくさんいると思う。キャンピングカーだけではなく、普通の車はもちろん、ミニバンあたりにはだいたいテレビが付いているだろう。 ただ普通の車のテレビは大体がダッ ... キャンピングカーに地デジアンテナとBSアンテナを取り付けたいと思う。今回は地デジアンテナとブースターの選定、合わせてBSアンテナも設置。それもできるだけ低価格でイレクターを使い取り付けをしたいと思う。 ...
キャンピングカーにテレビ|何が必要?おすすめ液晶TVは?
キャンピングカー|地デジアンテナの選定/設置/イレクター
オプション装備
キャンピングカーの基本的装備を見てきたが、それだけでは足らない、もっとキャンピングカーを快適にしたいと思うだろう。
そんな時の場合に備え、キャンピングカーにはオプションの装備もそろっている。
うちのアウトドアジュニアも、契約時にオプション装備はもちろん、納車後もいろいろな装備を追加取付をしている。
車両によって取り付けられる装備、つけることができない装備など多数あるので、ぜひ以下の快適オプション装備もチェックしていただければと思う。
まとめ
キャンピングカーの装備について見てきた。家と一緒で、キャンピングカーにはさまざまな装備がある。
車両の大きさによって、取り付けることのできる装備、つけることができない装備なども多々あり、キャンピングカー購入時には装備について非常に頭を悩ませるだろう。
アメリカンキャンピングカーみたいに全長10mもあれば、ありとあらゆる装備を付けられるが、その半分となる日本の5m×2mキャブコンに付けられる装備は決まってくる。
さらにそれより小さい軽キャンピングカーやバンコンとなると、装備の取捨選択は必須である。
あなたはどのようにキャンピングカーを使いたいのか?それによりキャンカー装備はかなり変わってくるコト頭に入れておこう。