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キャンピングカーに地デジアンテナとBSアンテナを取り付けたいと思う。今回は地デジアンテナとブースターの選定、合わせてBSアンテナも設置。それもできるだけ低価格でイレクターを使い取り付けをしたいと思う。
ウチのアウトドアジュニアには地デジアンテナのみ取り付けてあった。現状地デジアンテナはサイクルキャリアに直付けしてあるので、全方向性のアンテナではあるが、アンテナ本体は走行風の影響なども考えルーフより20cmほどしか頭が出ていない。
そうなるとテレビアンテナ塔の方向がリア側であれば、そこそこテレビは映るが、方向が悪いと全く映らない。さらに車やトラックなどの影響もあったりする。イレクターを使い廉価にアンテナを取り付けたいと思う。
イレクター伸縮アンテナの必要要件
イレクターを伸縮させるアンテナポールを作る。そこに地デジアンテナとBSアンテナを取り付ける方法を採用したい。
できるだけ廉価にするのでイレクターを使う
アマチュア無線用などの伸縮するアンテナマストは結構いい値段するのだ。たとえばダイヤモンドの5段伸縮アンテナマストなどは、2万とかする。当然利得がほしいので、マスト自体もかなり長い。6mもの長さはいらない。
BSアンテナ、ブースター、ケーブル類なども追加する必要がある。なので、できればアンテナマスト材料費は1万円以下に押さえたい。
そうなると一般的に安価に手に入るイレクター利用となる。頑丈だしね。
伸縮・回転できてマストが伸縮する
停泊・車中泊地ではイレクターを伸ばしルーフ上にアンテナを出す。
BSアンテナはかなり面積があるので、キャンピングカー走行時は車体内に収まるようにマストを伸縮させる。またBSアンテナは指向性があるのでアンテナマスト自体回転できるようにする必要がある。
地デジアンテナは無指向性なので、両方のアンテナの指向性を考える必要はない。
アンテナマストの伸縮は1m弱程度でOK
BSアンテナと地デジがルーフ上にひょいと出せればいい。BSアンテナの直径が50cm程度なので、その程度伸縮できればOKと思っている。伸縮長は1m弱もあればOKだろう。
マストをしっかりと車体に取り付けができる
アンテナマストはサイクルキャリア、もしくはラダーにしっかりと固定できる構造にしたい。
ウチラのよく行く海岸やスキー場はけっこう風が強い。また自宅にキャピングカーをおいてある時もアンテナを車体から出してテレビ録画とかしておきたいしね。
自宅においてあると冬は北風、夏は台風と・・・いつでも強風向かい風間違いなし。
アンテナマストを容易に取り外しできる
キャンピングカーより簡単にアンテナマストを取り外しできる構造にしておきたい。
長さを考えると、地デジアンテナはどうしても車体ルーフより少し出ていることになる。車検の時なども考え簡単にアンテナごとマストは取り外しができるような構造にしておきたいと思う。
地デジ/BSアンテナ関連の購入したもの
伸縮イレクターにしたアンテナマスト、BSアンテナやブースター、ケーブル類などの今回の案件で購入したグッズ、アイテム類を見ていこう。
YAGI無指向性アンテナである「DUCA」
地デジアンテナはYAGIの無指向性アンテナである「DUCA」を使う。ずいぶん前からこのアンテナを使っている。BSアンテナが指向性で回す必要があるので、一つのマストに両方のアンテナが取り付けてある場合、片方は無指向性がよいだろう。
DXアンテナ 45cm形BS・110度CSアンテナ BC45A
BSアンテナは一番安いDXアンテナのCSアンテナね。3,000円ほどで手に入る。
4Kはいらない。2Kで十分。
DXアンテナ CS/BS-IF・UHFブースター
DXアンテナ CS/BS-IF・UHFブースターも追加する。今使っているやつよりも利得が高い。ブースターはアンテナ近くに付けるタイプ。
ボックスを開けると利得を変更できるので、リア窓に近い位置に取り付ければ室内より変更ができるな。
BS分波器
ブースターでBSと地デジが1本で来るので室内で分波する。BS分波器は安いので十分。
同軸ケーブル類
1.5mの同軸ケーブルを2本。こいつは2つのアンテナからブースターまでをつなぐ。
1.0mの同軸ケーブルを1本。こいつはキャンカー室内でブースター電源部とBS分波器をつなぐ。もっと短く50cmくらいでもいいかも。
イレクターの購入リストと価格
近くのホームセンターに行ったがイレクターは欲しいサイズやコネクターがないことが多い。なので送料はかかるがヤザキのネットショップを使う。
購入をしたイレクターパイプやコネクターは以下。上記サイトで以下のパーツ番号入れればでてきます。
- サンアロー接着液 50ml EY-50
- 28径ジョイント キャップ J-110 PE IVO
- 28径パイプ H-450 AAS S IVO
- 28径パイプ H-2000 AAS S IVO
- 異径ジョイント 伸縮ロックセット JE-101SET GR
- 32径パイプ HB-900 AAS IVO
- 28径メタルジョイント 4セット HJ-6 S4
- 32・28異径メタルジョイント セット SEJ-1B
イレクターパーツ総額6,258円、消費税569円、送料1,220円のトータル合計金額は7,478円でした。
イレクターネット通販の納期
注文日が2019年12月20日、納品日が12月26日であった。約1週間ほど余裕を見たほうが良い。
イレクター伸縮アンテナマスト組み立て
コネクター、ジョイント類はすべてスチールの組み立て系のやつ。
車両本体に直径32mmのイレクター、それに以下の「JE-101SET GR」で直径28mmのイレクターが伸縮して上下するように組み立てる。
32mm×90cmイレクターパイプを25cmほど短く切る。両端に伸縮ロック取り付ける。それを接着剤で固定をする。
イレクターをカットする場合、専用のイレクター用ハンドカッターがある。
ちなみにイレクターカットするのは専用のカッターではなくても問題なく出来る。オレが使っているカッターは以下のやつになる。
32mmまでのパイプをカットすることが出来る。さらにとてもコンパクトで場所も取らない。安い・・・と、いい事ずくめのようだがイレクター専用カッターよりも小さいので、カットする時結構時間がかかることと、力も必要。イレクターをたくさん使い、カットする人は専用カッター、ほとんど使うことがない方は小型パイプカッターがいいだろう。
プラパーツはこれだけで、残りはすべてスチール製のボルト止めジョイントとなっている。あとは先端のキャップ。
45cm長のイレクター2本を横棒にしてラダーにメタルジョイン「HJ-6 S4」で固定する。
ラダー本体縦方向に固定してもOKかな。
横に出た2本の45cmイレクターの先端に32・28異径メタルジョイント「SEJ-1B」で固定。
横が28mmで縦が32mmね。縦32mmのパイプの中を28mm×2mのアンテナマストが上下する構造になる。かなりガッチリと固定できたよ。
マストを一番伸ばしてアンテナを出した状態
BSアンテナがちょうどルーフから出て、回転しても干渉しない高さに調整をする。
ブースターはサイクルキャリアに取り付けリアウィンドウを開けるとすぐに調整できるようにした。
BSアンテナが回転できるので、簡単にBSの位置チェックができる。当然車内から手を伸ばしリアウィンドウからできる
埼玉のウチであれば、ブースターを使うと強電界になりアッテネーターが働いてしまったので、ブースタの利得を少し下げることになった。
北風強風下でも全く問題なかった。
マストを縮めてアンテナをしまった状態
マストを一番縮めた状態。BSアンテナはきっちりとキャンピングカー車両内に収まる。走行は全く問題なし。
サイクルキャリアにロードバイク搭載も問題なし
サイクルキャリアにロードバイク2台乗せたが、とりあえず問題がない。
ただ一番車両側に近いレールは使うことができない。ロードバイク2台であればOKだ。
まとめ
イレクターを使った伸縮アンテナマストを使い、BSアンテナと地デジアンテナの共存はバッチリうまくいった。強度も全く問題なし。
手順は外に出て伸縮ロックセット2箇所を緩める。マストを最大限に伸ばしBSアンテナをルーフ上に出してBSアンテナをざっくりと南西方向に向けロックを仮止め。
室内に戻りテレビをチャンネル設定をする。その時にBSアンテナを室内リアウィンドウから手を伸ばし微調整をしてロックを締めれば完了。地デジアンテナは無指向性なので、回転方向はどこでも大丈夫。
というわけで、なかなか良い感じのアンテナマストができたよ・・・と、思ったが、オレの液晶テレビBSチューナーついてないじゃん。あかん。
で、上記で取り付けたテレビはBS対応でなかったので、ブルーレイレコーダーを取り付けて対応をした。それは以下のページで。
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