カセットコンロおすすめレビューをしたいと思う。先日、長年使っていたカセットコンロが壊れ、新しく「イワタニ カセットフー 風まるII」を購入した。
週末にキャンピングカー車内と屋外で使ってみたのだが・・・これがかなり良かったので、ちょっとおすすめレビューをしてみたいと思う。
イワタニ カセットフー 風まるII:概要
- 本体サイズ:幅357×奥行278×高さ115mm
- 重量:約2.2kg
- カラー:[本体] ブラウンメタリック、[風防ユニット] ブラック
- 材質:[本体] 鋼板 (粉体塗装)、[風防ユニット] 鋼板+ホーロー、[バーナー] 真鍮、[器具栓つまみ] ABS樹脂
- キャリングケース:高密度ポリエチレン樹脂
- 最大発熱量:3.5kW (3,000kcal/h)
- 連続燃焼時間:約66分 (気温20~25℃のとき強火連続燃焼にてカセットボンベを使い切るまでの実測値)
- 安全装置:圧力感知安全装置
- 容器着脱方式:マグネット方式
- 使用ガス:イワタニカセットガス(別売り)
- 生産国:日本
ちょっとごついボディを持つ「カセットフー 風まるII」はその名の通り風に強い。アウトドアなど屋外での使用を想定しているカセットコンロとなっている。
コンロ周りに風防のような外壁が囲む。この外壁にスリットが入っていて横風系はシャットアウトしながら燃焼に必要な空気を取り込む構造になっているわけだ。
さらにコンロ外壁の内側にも円形のコンロ風防が備わっている。円形の風防は根本に空気取り入れ口があり、外側風防と合わせ、安定の横風からの遮風効果が得られる。
持っているだけで、アウトドアに引っ張り出し料理をしたくなるカセットコンロだ。
そして、なんといってもキャリングケースが付属していることがよい。カセットコンロって、その形状から置き場所にあんがいと困る。キャリングケースがあれば、横でも縦でもどのような置き方でも片付けられるのはうれしい。
キャンピングカー車内でも重宝すること間違いなしね。
イワタニ カセットフー 風まるII:開封の儀

イワタニ カセットフー 風まるIIはアマゾンで発注。次の日にすぐ手元に来ました。

高密度ポリエチレン樹脂のキャリングケースは軽量で剛性高そう。ケース開閉のロックはハンドル両側についている。動きは軽い。

キャリングケースのフタはバックリと2つに割れる。取り出しやすさに関しては全く問題ないだろう。
イワタニ カセットフー 風まるII:実際の使用感

イワタニ カセットフー 風まるIIに30cmの大鍋を載せて、まずは使ってみた。
非常に安定感のあるカセットコンロ。スチール製の五徳は頑丈そのもの。
また風に強いということはキャンピングカー車内における扇風機やサーキュレーター、さらにはエアコンの風にも強いということ。
そのような風に強いカセットコンロは超とろ火も安定した火力を提供できるということだろう。
ダッチオーブンものせてみたが、全く問題なし。
安定性や風への影響が少ないカセットコンロを考えている方には、ダントツおススメのコンロと言えるだろう。
まとめ
イワタニ カセットフー 風まるIIのデメリットは、やはりその重量となるだろう。普通のカセットコンロよりも少し重い。しかし、その重さはテーブルの上での安定性につながる。
家庭やアウトドア、さらにはキャンピングカー車内において使う上でこの多少重いということはデメリットではなく、メリットにつながると考える。
あと少々気になるのはキャリングケースの大きさだろうか。たしかに過剰とも思えるその肉厚と頑丈さは、どんだけ乱暴に扱うのよ・・・そんな気持ちにもなる。もうほんの少し肉薄で小さくしても良かったと思えるが、これはこれでよいとも思えるから微妙な大きさ。
アウトドア環境で、かなりの強風下においてはイワタニ カセットフー 風まるIIといえども、火は不安定になるだろう。であれば、この大きめのキャリングケースを簡易風防に活用できるよう、ケース内に収めたまま使えるようにしてほしかった・・・とも思う。
ケースから出さないとコンロは使えないからね。
それでも現状で、アウトドアでもキャンピングカー車内でも安定して使える、「イワタニ カセットフー 風まるII」はカセットコンロダントツおススメではないかと考える。