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パソコン用のポータブル電源をチェックしてみたい。キャンピングカーや車中泊車にポータブル電源を積んでいる方も多いと思う。ポタ電は車外に持ち出すことも多く、その使い勝手でいろいろな場所に持っていかれる。
今回はパソコンやノートPC用として専用のポータブル電源を装備したいと思っている。
基本的にはキャンピングカーのインバーターを通したAC100Vを使うのだがバッテリーが無くなりそうなときや、バッテリーを持っていない普通のPCを使っている場合電源が切れたりするといきなり落ちてしまう。
このようなことが無いように、多少小さくてもいいのでバックアップ電源としての小さめのパソコン専用のポタ電を探してみた。
この記事に書いてあるコト
モバイルバッテリーは使えるか?
スマホを持っている方は、ほぼ間違いなく持っているモバイルバッテリーですがモバイルバッテリーの入出力はUSBとなっています。これは電池の直流電流をそのまま5Vに変圧することで使う構造になっている物が多いことからAC100Vを使うことはほぼ不可能です。
手持ちのデバイスがタブレットなどUSB充電に対応をしていれば、価格の安いモバイルバッテリーでも問題ないでしょう。
AC100V電源がほしい
ノートPCなどもThunderboltによりUSB Type-Cポートから5Vで充電できるデバイスが出てきましたが、まだまだACアダプタを使うノートパソコンが主流と思います。
また私のように普通のデスクトップ系PCをキャンピングカーに積んでいる場合、100V電源は必須になっています。
また通常のノートPCのACアダプター等やうちで使っているパソコンの定格を見てみるとだいたい100Wあれば大丈夫と考えます。
ノートPCであればバッテリーがあるのでインバーターなどが落ちた場合に電源が途切れてもパソコンが落ちることはありません。
しかし私が使っているデスクトップ系パソコンの場合、AC100Vが落ちるとパソコンも落ちてしまいます。そのようなことがないようにポータブル電源をUPS(無停電電源装置)の代わりにもしたいと思っています。
正弦波・矩形波・修正正弦波
バッテリは基本直流です。あるエネルギーを一定に出力するものとなっています。
それに対して普通の家の壁にあるAC100Vの電源は商用電源と呼ばれ、そこから出力される電気は交流電源で正弦波という規則正しい波を打っています。この波が1秒間に50回の往来なら50Hz、60回なら60Hzです。ウチは関東なので50Hzですね。
この波にも矩形波というものがあります。正弦波が滑らかなカーブであるのに対し、矩形波は四角い凹凸です。
また修正正弦波(擬似正弦波)というものもあり、こちらは矩形波よりも正弦波に近づけるように、波形は階段の形状をしています。
ポータブル電源で「正弦波」の記載がない場合は、この修正正弦波の可能性が高いと考えていいと思います。
↓ちなみにうちのキャンピングカーで使っているミニPCです。省スペースですが2画面出力、SSD、メモリ8GBと普通に使う分には問題ないです。
ポータブル電源の選び方
AC100V交流の出力、さらにその電気が純正弦波であることはとても大切です。
矩形波・修正正弦波でも動く電気製品はありますが、身の回りにあるものはほとんど動かないと思っていいでしょう。安心して使えるものは電球とかホットプレートくらいかもしれません。
矩形波・修正正弦波では以下の電気製品は動かないと思ったほうがいいでしょう。ホントに矩形波・修正正弦波では何も動かないと思った方がいい。
- 調光器(位相制御式)
- 電気毛布(位相制御式)
- 電気コタツ(位相制御式)
- 扇風機、ポンプ(動作してもモーターを損傷する可能性が多い)
- ACアダプター
- インバーター式の蛍光灯
- パソコン
- 計測機器
- 医療機器
- マイコン制御の炊飯機
- マイコン制御の電子レンジ
- IH炊飯器
- 家庭用冷蔵庫
- 電磁調理器
- テレビ・ラジオ(ノイズの発生等)
- ※精密機器(インバーター(マイコン)制御などの電化製品)は使用を避けたほうがいい。
おすすめ小型ポータブル電源(100W前後)
パソコンなどで使える小型のおすすめポータブル電源を見ていこう。
大きさはもちろんだが、どのように充電をするのかをチェックするのはとても大切。またAC100Vの出力が純正弦波を選んでおくのが安心で無難ではある。
ポータブル電源 小型 軽量 ALLPOWERS 154Wh
出典:アマゾン
- 100VAC*2+USB-C*1+USB-A*2 合計6台給電できるポータブル電源
- QIワイヤレス充電対応できるポータブル充電器
- 最大出力100W、瞬間最大120WAC電源
- 修正正弦波100V/60HZ
- サイズ:20*17*4.9cm、1.36kg
- ポータブル電源本体へフル充電する方法:1.付属のACアダプター充電器(5-6時間) 2.ソーラー充電:5-6時間(入力仕様:DC5525 ソーラーパネル60Wを使用する場合)
FlashFish ポータブル電源 26400mAh/98Wh
出典:アマゾン
- 定格出力120WのACポートを搭載
- 2つの18WのUSB-Cポート、2つのUSB-A(5V/2.4A)
- 最大出力120WのDCポート
- 15.8 x 15.8 x 9 cm本体重量はわずか1.2kg
- 3つの入力方法: ACアダプター、カーチャージャー、ソーラーパネル
suaoki ポータブル電源 G100 27000mAh/100Wh
出典:アマゾン
- コンパクトボディながらAC出力、DC出力がバッチリ、AC最大は100W、DC最大は120W
- Type-Cポートは、急速充電規格であるQC3.0を採用
- 【5Way出力式】ACコンセント:110V/100W(瞬間最大150W)、50Hz/60Hz変換可能 DCポート(2口):12V/10Aと12V/3A Type-Cポート:最大18W(QC3.0搭載) USBポート:5V/3.5A
- 【3Way充電式】容量100Wh(27000mAh /3.7V 18650リチウムイオン電池 ) ACアダプタ:29.2V/1.2A カーチャージャー:12/24V ソーラーチャージャー: 14-40V、65W (DC入力ポート:6.5mm*3.0mm)
- MPPTチャージコントローラー内蔵
- 寸法:18.5*16.5*5.5cm、重量:1.27kg
suaoki ポータブル電源 S270 40500mAh/150Wh
出典:アマゾン
- 3Way充電式:容量150Wh (3.7V 40500mAh/11.1V 13500mAh 2表記式) ACアダプタ:15V2A カーチャージャー:12V ソーラーチャージャー:12-20V
- 3Way出力:ACコンセント(2口):110V/60Hz 100W(瞬間最大150W) DCポート(4口):12V/120W(瞬間最大15A/180W) USB出力ポート(4口):急速充電規格QC3.0(1口):最大18W(5V/2A、9V/1.5A、12V/1A)+USB(3口):5V/最大2.1A
- MPPTチャージコントローラー内蔵
- 寸法:184.5*109.5*118.5 mm 重量:1.3 kg
Jackery ポータブル電源 240 大容量67200mAh/240Wh
出典:アマゾン
- Jackery ポータブル電源 240は、最大電力200W
- ACアダプター、シガ-ソケット、ソーラーパネル三つの充電方法
- PSE認証済 純正弦波
まとめ
特にこだわりがないのであれば最後にリストアップしているJackery ポータブル電源 240が良いと思う。
2万円以下だし定格出力200Wだしなんといっても純正弦波というのがとても安心できる。ポータブル電源を検討すると一番にこのジャクリーが上がるのではないだろうか。ポータブル電源で迷った場合、このジャグリーで大丈夫と感じる。
さてウチのキャンピングカーでは「suaoki ポータブル電源 S270 40500mAh/150Wh」をダイネットにおいてパソコンの電源としている。こちらのポータブル電源をレビューしてみたいと思うのでチェックしてほしい。