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キャンピングカーで生活はできるのだろうか。このところキャンピングカー気ままに暮らしたい、日本中あちこち旅をしたい。そんなことを考えている方は多いと思う。
実際にキャンピングカーで生活はできるのだろうか。寝る場所はどうするのか?住所はどこにすればいいのか?実際にどのような問題が起きるのだろうか・・・
キャンピングカーに住む方法を考えてみたいと思う。ほんとこのところ家やアパートを断舎離してキャンピングカーで旅をしながら生活をしている人が増えている。ツイッターや各種SNSでもいろいろと情報を発信している方も多い。
キャンピングカーで日本一周などはそのはしりで、半年や1年単位で家を空け、ほぼキャンカーで生活をしていることになる。
1ヶ月程度ならキャンピングカーでの生活は問題ないが、半年や1年となると実際にキャンピングカーで生活するためにいろいろと準備などをしなくてはいけない。
実際にキャンピングカーで生活はできるのだろうか。寝る場所はどうするのか?住所はどこにすればいいのか?実際にどのような問題が起きるのだろうか・・・
キャンピングカーで衣食住をきちんとして済む方法はどのようなものがあるだろう。住所や郵便、荷物受け渡しや税金などについてもチェックしてみた。
キャンピングカーで生活をする意味は?
キャンピングカーで生活をしたいと考える人は、できるだけ自宅と同じクォリティを保ち、どこでも移動が可能で旅もできるという恩恵を受けたいと思うのが普通だろう。
ただ旅生活をするだけならチャリンコとテントがあればいいわけだし、車中泊なら今持っている車で十分事足りる。
キャンピングカーである意味とは、自宅で生活するクォリティにどのくらい近づけるのかはとても大切と思う。
100人いれば100通りのキャンピングカー生活があるので全員が同じ考えになるとは思わないが、軽バン車中泊車では旅ならいいけど・・生活は苦行以外何者でもないと思うがいかがだろう。
というわけで、ネット上の「キャンピングカーで生活」はなんちゃって記事的には当たり障りない内容になっていると思うが、オレ的にはいかにキャンピングカーを使い自宅に近い生活をおくれるか?ということを念頭にすすめてみたいと思う。
ぶっちゃけキャンピングカーで生活できるの?
キャンピングカーで生活はできるのだろうか。ぶっちゃけ話としてキャンピングカーさえあれば1年程度の生活は楽勝とは言えないけど、テントやミニバン車中泊よりは生活はしやすいはず。
オレは学生の時にバイクで日本1周(約2ヶ月)やオーストラリア1周(約2ヶ月)をしている。バイクなので当然ほとんどがテント生活であった。本当に生活必需品も最小限で言ってしまえば底辺近いような生活をしていた。
それでも全く問題なく生きることができたし、楽しかったし、使ったお金もかなり最小限と思う。それを考えれば、衣食住がかなりレベルで揃っているキャンピングカーでの生活は問題ないどころか快適生活も可能ではないだろうか。
まずは1年間、キャンピングカーで生活をするという条件を考えてみよう。
1人のキャンカー生活なら問題はない
キャピングカー生活を考える上で、いちばん重要なのはそのキャンカー生活を何人で行うかということだ。それがあなた1人であれば何も問題はない。
必要最小限、最低限の生活をするという前提であれば、キャンピングカーが軽自動車だろうが、ただのバンであろうが、ほぼ問題はクリアしていると考える。普通車だって行けるかもしれない。
暴言に近い話かもしれないが・・・バイクや自転車で旅して生活することを考えれば、いきなり屋根と寝ることができるスペースが最初から確保されている車があるのは問題なしと考える。あとはやるかやらないかという世界だろう。
夫婦・カップルのキャンカー生活
キャンピングカーで生活・・・ということを考えているかなりの方が、この夫婦、もしくはカップルというパターンが増えているのではないだろうか。近頃では日本一周キャンピングカーカップルというのも散見できるし、憧れる人が多いのもうなずける。
よく軽キャンピングカーのカップル旅ユーチューバーとかよくあるが、大変だと思う。マジで。
一点言えることは若ければ、どうとでもなる。そういうことだ。若いということは、全て解決をする。マジでそう思っている。
逆に熟年夫婦とか引退、定年退職組の夫婦が軽バンキャンカーなんかでキャンピングカー生活は、できればやめたほうがいいと思う。大変だよホント。年齢がある程度いっている場合は、せめて大きめキャブコンで行けると良いかもな。
女性のキャンカー生活
女性の場合、運転という観点から軽自動車ベースのキャンピングカーを選ぶ方も多いと思うが、水回りトイレ関連安全の観点から、できればそこそこの装備があるキャンピングカーを選択することをおすすめしたい。
旅をしながら生活をすると、宿泊地は基本的に車中泊になることが多いだろう。深夜にトイレに車外にでるのは防犯の面でもおすすめできない。カップルなら2人で行くという前提でいいかもしれないが、これが毎日となるときついと思う。
冷房は無理でもFFヒーターは絶対必需品
キャンピングカーで生活をする上でかなり問題となるのが、日本の気候と考える。夏は40度近い灼熱地獄から冬は東京でも氷点下になる。
こうなると冷暖房完備のキャンピングカーが理想ではある。
100歩ゆずって冷房・エアコンは無しでもいいだろう。日本には夏でもなんとかなりそうな標高1000m以上の場所や北海道という逃げ場がある。
しかし冬はそうは行かない。普通に平地でも氷のはる日本で暖房設備のないキャンピングカーで生活などはきつい。1泊程度の動画撮影ならガマンもできるが、1年というスパンで考えるとキビしすぎる。
特にコストを削り気味になる軽キャンやバンライフ系は考えてもらいたい。車内氷点下で冬用シュラフに毎晩もぐっていては、何をしているのかさっぱりわからない。
以上、そんな前置きをしてキャンピングカーで生活するに必要なものを確認してみよう。
キャンピングカーで生活する準備
これまでで、キャンピングカー生活をすることを思い浮かべてみただろうと思います。
その上で、具体的にキャンピングカー生活で必要なものや問題点などを洗い出して、それぞれ解決策などをチェックしてみましょう。
キャンピングカーを使い1年単位で生活をするために必要なことがいくつかあります。1年間キャンピングカーで生活・旅をするということを前提にして、それらの問題をチェックして解決案を考えてみたいと思います。
住所はどうする
日本においてキャンピングカーや車(車中泊)での住民票・住所を取得することはできません。住所不定は、日本では社会的生活が不可能です。
キャンピングカーを所持しているということは、住所や車庫証明、自動車税などの納税が必要でそれがなければ車検も通りません。
一般的に考えられるのが親・親戚・友人宅を住所にすることがあります。親・実家の住所を使うのが一番手っ取り早いでしょう。
その他で考えられる方法は・・・
郵便物・荷物・宅急便
郵便物は、親戚、友人に頼むか、局留めにするかなどの方法になります。
宅急便に関してはこちらも営業所留めにします。アマゾンなどのネットショッピング受け取りなどはコンビニ対応で問題ありません。日本全国何処にでも受け取り指定ができます。
キャンピングカーの車検
キャンピングカーの車検は一部のバンコン(1・4ナンバー)以外は新車3年、通常は2年となります。
県外で車検を受けることは可能ですが自動車税を含め各種納税は住所に送られますので、それらの引取が必要になります。
やはり登録住所の慣れているところでの車検が一番いいと思いますので、一旦そこにもどり車検を含めキャンピングカー生活を見直しリセットとするのは悪くないと考えます。
インターネットの確保
今やキャンピングカーでもWIFIを始めとするインターネット環境は必須となっている。最低でもスマホを持ち、スマホテザリングでタブレットやアンドロイドナビ、アレクサを動かすなどは普通のこととなっている。
キャンピングカー生活の仕事
キャンピングカーで生活するので、ユーチューバーでしょ?w
という冗談はおいておいて、基本キャンピングカーでは仕事はやりやすいはずだ。電気とネット環境があればPCに絡んだ仕事やリモートワークであればOK。
定年退職や無職、キャンカー生活の資金があるという方は問題ないでしょう。海や富士山の見えるところで仕事できるという夢のような事が可能だ。
生活資金をある程度稼ぎながらキャンピングカー生活という方は、働きながら生活を送るということになります。定年退職組は退職金と年金を食いつぶさないようにしよう。
今であればITをフル活用する必要があります。地方での住み込みバイトとなると、キャンピングカー生活なのかリゾートバイトなのかわからなくなります。
会社員でもフルリモートワークであれば、キャンピングカー生活でもほぼ問題ありません。電気とインターネットとスマホとPCを設備すれば自宅と変わらないオフィス環境が実現できます。
またITを使った仕事はたくさんありますので、キャンピングカーで生活をしながらお金を稼ぐということも夢ではありません。ただハードルは上がりますので下準備は入念にする必要があります。
いまであればクラウドソーシングサービスをチェックするのが一番と思う。
キャンピングカーでの毎日の生活は?
キャンピングカーで生活をするということは、家での生活をキャンピングカーですることになり移動ということを除き衣食住をきちんとする必要がある。
この衣食住をきちんとするということは1週間程度のホリデーキャラバンなら余り考えることはないが半年単位となるとかなりしっかりした準備が必要になる。
食事を全て外食にしたり、毎日AC電源が必要なRVパークやオートキャンプ場に泊まっていては自宅で生活をするよりもお金がかかってしまうこともありえる。
キャンピングカーで生活する上で衣食住を始めとするいろいろなことをチェックしてみよう。
寝る場所・停泊地・車中泊
キャンピングカー生活で節約できる大きい柱はこの「住」となる。
食事は0にすることはできないが、この宿泊に関しては限りなく0に抑えられる。車中泊一択になる。あとは無料キャンプ場。
キャンピングカーで旅をしながら生活をしている人の車中泊地はほぼ間違いなく「道の駅」だと考える。ほぼすべての人がこの「道の駅」より良いか悪いかという基準でいいだろう。
キャンピングカーで車中泊する上で一番重要視をしたいのは治安、そしてトイレの有無だろう。その観点からいくと道の駅が一番ということは間違いない。
次に推奨をしたいのが地方の公園などの駐車場。今のネット情報を使えば静かで良い場所が見つかるはずだ。
高速道路のパーキングエリア・サービスエリアも悪くない。高速道路一区間だけのってパーキングエリア・サービスエリアを使うのはコストは掛かるが確実性がある。道の駅よりも治安がいい。いい悪いは別にして・・ゴミを捨てやすいのも助かる。
これらを基準にその日の行動範囲や予算で決定すればよいだろう。
北海道や地方などは無料のキャンプ場が第一候補になるのは言うまでもない。
またゴミを捨てたいときやダンプ、バッテリー充電など充実サービスが欲しい場合などはオートキャンプ場、RVパークなども積極利用をしたい。地方に行けば安価な場所を確保できる。
その他は安い宿泊施設を合わせてリフレッシュやその土地の観光、洗濯や仕事などにより組み合わせるとよいだろう。
キャピングカーの食事について
キャンピングカー生活において最も節約できる部分がこの食事と前述の「住」となるでしょう。
キャンピングカーの生活で節約をするのであれば、この食事を自炊にする他無いことに依存はないと思う。
ただキャンピングカーでの食事をすべて自炊にするといくつか問題が出てきます。それが以下の項目です
- 食材を保存する冷蔵庫
- 食材をストックする場所
- 調理する場所
- 調理をするコンロの燃料
- 水の確保
- 排水の確保
- 生ゴミ・空き缶・空き瓶などの処理
衣類・洗濯について
まずある程度決めることは洗濯をどうするかになりますが、ここはほぼコインランドリー一択になるでしょう。そのコインランドリーにどのくらいの頻度で行くかということで持つ衣類の量によってほぼ決まります。
逆にキャンピングカーの衣類を収納する場所がどのくらいあるかにより衣類の量が決まりランドリー頻度が決まる場合もあります。
コインランドリーは1回洗濯と乾燥機でちょっとした時間がかかります。料金も1回あたり洗濯と乾燥機で1000円くらいかかることを考えると、できるだけ多い量を洗濯したいところ。
キャンプ場や宿に備え付けのランドリーが使える場合は時間ロスがなくていいですが、街中にあるコインランドリーを使う場合はスーパーや商業施設併設のところを選び買い物や仕事などと洗濯を合わせると効率的です。
トイレについて
トイレの付いているキャンピングカーはブラックタンクのダンプする場所を考える。それ以上でも以下でもない。ブラックタンクを温存するため日中の観光やランチ、買い物などでトイレを済ませるのは言うまでもない。
このキャンピングカー車内にトイレが有ると無いでは大違いだ。深夜の治安問題をはじめ、車中泊場がいつもいい天気とは限らない。大雨台風大雪などはつきもの。
車中泊場所もできればトイレが有るところを考慮に入れるが、夜間早朝雨中雪中などに外のトイレに行くなど愚の骨頂。それこそキャンピングカー車内トイレの独壇場といえるだろう。その恩恵を受けるためブラックタンク温存は大切である。
トイレがなければ移動途中や食事中、夜の車中泊場所などトイレのあるところが中心になる。
それ以外無い。なので行動制限が縛られるトイレ無しキャンピングカーはオレ的にはNGと考える。女性の場合はきちんと考える必要のある項目だと思う。
風呂・シャワーについて
こちらもトイレ同様シャワーがついていれば、そちらを併用しながら節約ができる。後は後述する水の確保が問題になるだけだ。
シャワーがないキャンピングカーがほとんどだろうから、基本的には日帰り温泉やキャンプ場のシャワーを使うことになる。
あとは暑くない季節に旅をするようにして夏季は自宅に戻るという手もある。暑くないシーズンのキャンピングカー生活であればウェットティッシュで体を拭くなどして節約が可能だろう。
日本には名湯といわれる温泉がいくつもあるので、ぜひこのような日本を代表するような温泉には浸かりたい。このようなことを節約するのはナンセンスではないだろうか。
火の確保
カセットコンロとカセットガスでOK。以上。キャンカーにキッチンあればそちらで。ガス補給場所をチェックは当然。
カセットコンロは大きさ別で複数持っていると便利である。
電気・電気製品の確保
キャンピングカーの生活において電気の確保は最重要課題の一つと思って間違いないし、ここをおろそかにするととんでもなく不快な生活を強いられる。
キャンピングカー車体の大きい小さいではなく、搭載されているサブバッテリーの大きさ、本数は吟味しよう。2泊3日の週末旅行ではない。
本気でキャンピングカーで生活をすると考えているのであれば電気は大きければ大きいほどよいと心に留めておこう。
具体的には鉛バッテリー100AH程度1本ではかなりヤバい。何もできないし夜は長いツラい暗い時間を過ごすことになる。
キャンピングカーの大きさに関わっては来るが、一体どのくらいの大きさのサブバッテリーが必要なのかを考察してみよう。
さて一番の問題になるのが冷蔵庫とエアコンとテレビだろう。
電気の確保
キャンピングカーの生活で電気の確保は本当に大切だ。照明、冷蔵庫、テレビ、パソコンなどは電気あってのもの。
冬季一晩FFヒーターを付けるという前提であれば、ディープサイクルバッテリー2本は必要。
これに冷蔵庫一晩中と各種充電、仕事用PCの駆動、寝るまでテレビを見たいとなると最低3本、ウチはリチウムバッテリーを積んでいる。
ソーラーパネルによるバッテリーの充電は長期に渡るキャンピングカー生活においては必需品と断言をしよう。最低でも200Wあると助かる。50Wとか100Wとかではバッテリーの充電レベルが上がるのに相当時間がかかる。
真夏の日中にソーラーでエアコンを動かすのであれば、600Wは必要と考える。これで27度の弱運転ギリギリ行けるかもしれない。
ちなみにウチのアウトドアジュニアは現在750Wのソーラーパネルを載せている。屋根はほとんどソーラーで埋められた。ベンチレーターの蓋もソーラーの下で少ししか開かないw
そのくらい長期のキャンピングカー生活で電気確保は重要ということ。
冷蔵庫の必要性
食事のところでも言及をしたが、自炊で節約するためには冷蔵庫が必須となる。キャンピングカー生活が長期になればなるほど、冷蔵庫の必要性は高まる。冷蔵庫があれば食料の保存が可能になるからだ。
真夏の終了間際スーパーで惣菜や揚げ物がよりどりみどりの半額であれば、大量に買い込みたい。しかし冷蔵庫がなければ、今晩の分しか買うことができないだろう。
夕飯で残ったおかずや地元の河岸で買ったお刺身など・・・冷蔵庫があればすべて確保できる。食費を浮かせたいのであればキャンピングカー生活に冷蔵庫は必需品。
冷蔵庫も熱源は電気やガスなど様々なものがある。こちらも自身のキャンカーエネルギー周りで考えると良い。
ガスはかなりいい選択だが、そのガスを旅先で補充できるか、どのくらい持つかがポイント。カセットガスは論外。コストもかかるしそもそも空き缶を捨てる場所がない。
やはり普通の電気の冷蔵庫が良いと思う。ざっくり計算をすると
鉛バッテリーが・・12V×100Ah=1200Wh
冷蔵庫を100Wとすると1200Wh÷100W=12時間となる。多分そんな動かない。半分以下、へたすると3、4時間程度で当たらずとも遠からずだろう。
なので小型冷蔵庫を鉛サブバッテリーで夜通し安心して動かすなら100Ahを3本必要だろう。
エアコン
キャンピングカー生活で夏季も過ごすとなるとエアコンが絶対必需品。毎日1000m以上の場所へ移動するのは効率悪いこと極まりない。もしくは夏季は北海道に逃げるのも一案。夜はぎりぎり寝られると思う。
現実的にはエアコンが必需品になるが、こちらも電気が必要。
エアコンを動かすにはサブバッテリーはリチウムにする必要がある。鉛では動かないと思っていい。
最低でもリチウム300Ah、できれば600Ahあると安心。
しかしリチウムにしてさらにバッテリーを大容量にすれば別の問題が出てくる。それが充電の問題です。
テレビの設備
キャンピングカーで生活をすると、車が止まったその時点で日常生活と何ら変わらない。であれば、ぜひともテレビを設置したいと考える。
テレビはヒマつぶしの究極だろう。あまりテレビを見ないオレでもキャンカー生活ではよくテレビをつけている。
さらにブルーレイレコーダーと地デジ+BSアンテナを駆使してお気に入り番組を録画しておく。テレビ受信できない、BS番組がつまらないところなど録画を見ることができるのだ。
だいたいキャンピングカーの生活と言っても、1日のうちヘタすると12時間以上はキャンカー車内、ダイニングにいることになるのだよ。
今であればネットを駆使してアマゾンプライム、ネットフリックスなどよりどりみどり。
サブバッテリー充電
サブバッテリーを大容量化すれば次に出てくる問題がバッテリー充電です。
走行充電でいいじゃないかというが、いつもそんなに5時間とか6時間とか走行をしますか?キャンピングカーで生活をすると考えると、もしかしたら移動をすること自体少なくなるのではないでしょうか。1日中仕事とか絶景見ながら呑んでいるとか。
そうなると充電は「外部充電」「発電機」「ソーラーパネル」の3択がメインになる。
外部充電につなげるRVパークやオートキャンプ場に毎回利用するのであれば大容量のリチウム自体必要なくなります。
発電機を回すと大きめのやつをフルに回すと1時間1Lのガソリンを使い、これも効率が非常に悪い。そもそも発電機をフルに回せる場所も限られてきます。
そう考えると大容量のソーラーパネルを装備するのが一番でしょう。もしキャンピングカーで生活をするのであれば最低でも300Wのソーラーパネルが必要と考えます。
ちなみにウチのでんでん号は750W乗っています。メインはソーラーを使い、曇やソーラーが使えない時には発電機をサブにしている。
水の確保
キャンピングカーの生活のキモは基本的に電気と水の確保に尽きるのではないだろうか。
その前にそのキャンピングカーには清水タンクと排水タンク容量がどのくらいあるかというのが非常に問題だ。ポリタン20Lの清水タンクではキャンピングカー生活をするという前提では心もとない。避難所じゃないんだから。
ちなみにウチのアウトドアジュニアの清水タンクは158Lでグレータンクは50Lある。
そしてどちらもタンクを持ち出すこと無くキャンカー車外よりワンタッチで給水・排水ができる。これは地味に大切で給水・排水に車内よりポリタンクを取り外し運ぶのは非常に大変だということは少し考えればわかる。
週末旅行ならそれも我慢できるが1年単位で生活するとなると給水排水という毎日の作業は苦行となる。なので生活をするキャンピングカー(の購入)を考えるなら、この給水排水はキャンカー車外においてワンタッチで出きるということは念頭に置いておくとよいだろう。
さてキャンカー生活においての水の確保だが、一般的には以下で考える
- ガソリンスタンドでガソリン補給時
- RVパークや(無料)キャンプ場
- トイレなどにおいてペットボトルでこまめに補給
- 知人・友人宅
特にガソリンスタンドは清水タンクを満タンに出来るチャンスだ。給水ができるか(排水も兼ねて)を事前交渉するのは言うまでもない。
また道の駅やちょっとした施設、買い物時にペットボトルを持っていき給水チャンスが有ればこちらもこまめに水を補給するとよいだろう。2Lペットボトル1本給水できれば皿洗い、歯磨き、洗顔などまかなえる。
ちなみにうちのアウトドアジュニアの場合だが、5Lの小さいポリタンクを持ってちまちまと水の補給をしている。3、4回ほどポリタン給水できれば、その日の使用する水を(シャワー込で)確保できる。
ゴミの処理問題
キャンピングカー生活で地味に大変なのが、このゴミ問題。
一番ゴミが出るのは食事関連だ。スーパーなどで分別されている場合、できるだけ捨てていくのはいい方法。またリサイクル系はきちんと車内で分別をしておこう。
小さいゴミなどはコンビニで買い物をした際など、こまめに出していくのは(グレーではあるが)いたしかたない。
多めのゴミはキャンプ場、RVパークなどで有料ゴミ袋を購入するのはよいだろう。紙系などの燃えるゴミは焚き火で燃やしてしまうのもありかな。
まとめ
キャンピングカーで生活というお題で好き勝手につづってみた。自分で書いてみて、オレの場合、現状で1年くらいならすぐにでもキャンピングカー生活できる状況にあることが確認できた。
アウトドアジュニアは長期キャンピングカー生活にはうってつけだし、おれはIT系自営業だしな。
さて・・・キャンピングカーで生活を快適に充実させるのであればキャブコンが一番と考える。
間違ってもバンコンや軽自動車系を選んではいけない。かなり大変と思っていいだろう。バンライフに憧れる方もいるが、毎日ダイネットをこわしてベッドを作るのは本当に大変な作業になる。たぶんトイレもないし。
また生活をする上でベッドがあることは当然として、その上で電気と水は最重要項目と思って間違いない。
旅をする人数を確認して快適にキャンピングカーで生活をしたいのなら、車両選びは慎重にする必要がある。
雨風が防ぐことができ車中泊に毛の生えた程度の快適性でいいのなら、どんなキャンピングカーでも車でもいいだろうと思う。
若い連中は、ぜひともトライをしてほしいと思うが失うものもけっこうあるので、まずはレンタカーバンなどかりて1週間位車中泊旅をすることをおすすめする。いきなり新車のキャンピングカーなんて契約するなよ。
もしかして、このキャンピングカー生活を実行する上で一番の問題は親の介護かもしれないしね。