キャンピングカーの車検って高いのでしょうか?キャンピングカーの車検っていくら位かかるのかをご紹介!普通の車と比べ車体が大きいこともあり、なんだか費用も時間も手間も掛かりそうな予感・・・やっぱちょっと気になるじゃないですか。
ウチのキャンピングカーアウトドアジュニアも先日車検を受けてきたのですが、その車検内容と車検費用・総額をちょっとシェアしようかと思います。
オレが基本的に自分でやるものは、多少の洗車と車内の掃除、エアチェックとオイルのチェック。
あとはオイル交換を定期的にやってもらう程度。あー、発電機のオイル交換は自分でやっています。
この記事に書いてあるコト
キャンピングカーのユーザー車検は(オレは)絶対にやらない

キャンピングカーをユーザー車検で通す、という手もあるが、オレは絶対にやらない。
昔、バイクをユーザー車検したことがあるが、それは新車購入をして・・・雨の日ほとんど乗らない、走行距離もそんなに行っていない、ツーリング用としか使っていない、屋根付きシャッターガレージ保管など、新車時の性能をほぼ維持していただろうという前提。
重量があるキャンピングカーなので、絶対にブレーキ周りをきちんとチェックしてもらいたいと思っている。
あと、ミッション系のオイルとか、下周りのチェックとか。さらに年数もかなり経ってきているので、ボディ下の防錆・錆止め処理を毎回行ってもらっている。
きちんとプロに見てもらうことは、車に乗っているものの、ちょっとした責任かと思う。
キャンピングカーは8ナンバーだがナンバーで車検費用が違う?
キャンピングカーはトラックキャンパーやバンコン、一部の軽キャンパーなどを除き、そのほとんどが「8ナンバー」となっている。
小型自動車の5ナンバー、普通自動車の3ナンバー、トラック貨物自動車の1や4ナンバーと比べて何が違うのだろう。
まずはナンバー違いによる車両の要件、車検期間をチェックしてみよう。
ナンバー | 車両要件 | 車検期間 |
---|---|---|
1 |
1ナンバーは普通貨物車
|
新車登録時は2年、それ以降は1年ごと(事業用の場合は、新車登録時も1年) |
3 |
3ナンバー車は普通乗用車に分類されていて、5ナンバーの項目を一項目でも上回ると3ナンバーとなる
|
新車登録時は3年、それ以降は2年ごと |
4 |
4ナンバーは小型貨物車
|
新車登録時は2年、それ以降は1年ごと(事業用の場合は、新車登録時も1年) |
5 |
5ナンバー車は小型乗用車に分類
|
新車登録時は3年、それ以降は2年ごと |
8 | 構造要件を満たしているキャンピングカー | 新車登録時は2年、それ以降は2年ごと |
8ナンバーキャンピングカーの構造要件
キャンピングカーの8ナンバーを取得するには以下のような構造要件が必要となる。
- 乗車定員の1/3以上の就寝設備(ベッド)がある
- 10リットル以上の貯水設備と排水設備がある
- コンロなどの炊事設備がある
- 室内高は1600mm(1.6m)以上ある
就寝設備の人数は端数は切り上げとなる。。もし定員が3人以下なら2人分の就寝設備が必要。
各ナンバーの車検時にかかる必要費用
ナンバー | 自動車重量税 (2年分) |
自賠責保険料 (2年分) |
検査登録印紙・ 審査証紙代 |
トータル (2年分) |
---|---|---|---|---|
1 | 13,200円 (6,600円×2) |
47,940円 (23,970円×2) |
1,700円 | 62,840円 |
3 | 32,800円 | 25,830円 | 1,800円 | 60,430円 |
4 | 13,200円 (6,600円×2) |
34,700円 (17,350円×2) |
1,700円 | 49,600円 |
5 | 32,800円 | 25,830円 | 1,700円 | 60,330円 |
8 | 16,400円 | 30,210円 | 1,800円 | 48,410円 |
軽 | 6,600円 | 25,070円 | 1,400円 | 26,470円 |
このように見ると1ナンバー、4ナンバーなどと8ナンバーキャンピングカーには車検の必要費用にとんでもない金額の差はありません。
なので、バンコンなどによくみる4ナンバーに簡易ベッドなどを使いキャンピングカーにしている車両を無理に8ナンバーにする必要もないでしょう。そもそも車両内で1.6mの高さをとるのも難しいですし。
ただ一点だけ大きく違うのは車検がキャンピングカーの場合は2年毎になることです。オレも4ナンバーのハイエースを乗っていたことがありますが、この1年毎の車検は車検費用がそんなに違わなくても、けっこう面倒で負担です。
さらに貨物の1、4ナンバーの場合車検時には荷物をおろしたり、キャンパーシェル・トラキャンシェルは下ろす必要もあるので、これもけっこう大変です。
キャンピングカー車検は乗用車と比べ何か違うか?
キャンピングカーの車検は小型・普通自動車やトラックなどと比べてどのような部分が違ってくるでしょうか。
今回受けたうちのキャンピングカー車検の請求書内容をチェックするに、ほぼ普通の自動車と変わらない内容と思います。
なぜなら、ウチは軽自動車ホンダライフもあり、その車検も同じ自動車工場に出しているからです。
ほとんど、その軽自動車の内容と変わらない内容です。
キャンピングカーといえども、普通自動車と、何ら変わらないわけですね。
まぁ、言ってしまえばキャンピングカーのメインである住居部分は車屋さんでは直せないことのほうが多いでしょう。
8ナンバーキャンカーにある検査
自動車整備工場で行う整備は、普通自動車とさほど変わりはありません。
しかし、検査場に行くと、ちょっと違うポイントがあります。
8ナンバーキャンカー車は、検査官が目視でキャンピングカーの装備品や乗車定員などをチェックします。
前項でもあったように8ナンバーに必要条項をチェックされます。炊事関連や給水、排水関連などキャンピングカーとしての構造が維持されているかのチェックが入るわけです。
オレの場合も、後ろの居住空間ドア鍵を渡しておきました。その際・・・・
- リアエントランスの開け方
- 清水タンク・グレータンクのドア開け方
- ベッドの作り方(リアベッドはリビングを兼ねているので)
- 電子レンジの使い方
などを整備士の方に説明をしておきました。
で、実際のキャンピングカー車検費用【総額】は?

今回の車検費用総額は「135,210円」でした。
その内訳をチェックしてみましょう。
- 重量税印紙代:32,400円
- 自賠責保険料:34,900円
- 検査登録印紙・審査証紙代:1,800円
- 車検代行料:7,000円
- 課税諸費用消費税:560円
- 整備金額:54,220円
- 消費税:4,330円
以上で車検費用総額は「135,210円」でした。
整備内容チェック
- 2年点検基本点検
- 保安基準確認検査
- 下回りサビ止め塗装
- 車体クリスアップ
- 車体下回り/エンジンルーム洗浄
基本的なことに加え、サビ止め塗装やグリスアップ、下回りやエンジンルーム洗浄は助かります。オレ、自分じゃできないもんな・・・
- エンジン内部洗浄潤滑調整
- 冷却水・不凍液注入
- 燃料、噴射系統洗浄
- ラジエターキャップ
- ワイパーブレード交換
- ブレーキオイル交換
- クラッチオイル交換
- バルブ交換(ナンバー球)
- バッテリー補充液
- ウォッシャー液
- ヘッドライトレンズ磨き
- タイヤ履き替え(スタッドレスへ)
- 室内清掃
- タイヤワックス
- 撥水コート洗車
以上を行っていただきました。
業者に車検を頼むなら楽天車検でチェック
まだ車検を受ける業者が決まっていないなら【楽天車検】(楽天車検ホームページ)でチェックすることおすすめするぞ。
オレなんかは、中学校の友達の車屋さんでいつも車検をしているのだが、そういうヤツは何げに融通もきく。しかし、その手のつてがない人が一番問題とするのが車検料金だろう。
で、あるならまずは車検の見積もりをするのがよいだろう。
郵便番号でお近くの車検店舗を検索

まずは【楽天車検】(楽天車検ホームページ)で自宅の郵便番号を入れてみる。

このように車検費用や自宅からの距離別などで車検業者がリスト表示される。マジか
さらになんと行っても助かるのは業者の口コミ評判があわせて確認できることね。
ポイント
- 楽天車検は自宅より近い車検業者がわかる
- 事前に業者の口コミ、車検料金がチェックできる
- 利用をすると楽天ポイントが貯まる!
楽天車検は利用するだけで500ポイント以上を獲得できる。さらにいつでもなんらかのキャンペーンを行っている。
Dr.Drive(エネオス)やオートバックスなどキャンペーン中の店舗で車検を実施すると更にポイントゲットできるのもうれしい。これは直接車検業者に依頼をするよりもオトクなわけ。
またオレがチェックしたときもキャンペーンでネット予約、車検完了で1600ポイントもらえるヤツやっていた。
自分で足を運んで車検業者探すよりも圧倒的にお得なのは目に見えている。とりあえず車検近い人はチェックしてみては?
キャンピングカー車検:まとめ
車検を出して、2日後の夜には車検上がってアウトドアジュニアはうちに戻ってきました。
諸費用となっている76,660円を削ることはできない。ということは、その他の約5万円をやっていただいているワケ。
ユーザー車検すれば、この5万を何とか削れるかもしれないけど、オレにその選択肢はないな・・・
なぜなら上記の作業を自分でやったら本当に大変。
下回りサビ止め塗装やグリスアップなんか無理だし、ブレーキ・クラッチオイル交換なんて考えるまでもなくできない。なので、プロに任せる。これが一番。
というわけで、今回も無事にアウトドアジュニアの車検完了。安心して乗り続けることができるってモノです。
車検が近づいているあなたは、ぜひとも車検費用のチェックをしておくと良いかもしれないぞ!