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キャンピングカーアウトドアジュニアにはリアキャリアが取り付けてある。そう、うちのジュニアにはとんでもない積載荷重をほこるリアキャリアが付いている。
故リー社長の作ったものの中で、すごいと思うものがいくつもあるが、その中でベスト10に入るのではないかと思うほど、すばらしいアイテムだ!
収納性の良さ、耐荷重、頑丈さ・・・すべてすばらしい。通常キャンカーのリアキャリアというと、リアヒッチに取り付けるものがほとんどだろう。
しかし、このジュニアのリアキャリアには故リー社長のすばらしい技術が生きている。そのリアキャリアをちょっとご紹介。
この記事に書いてあるコト
アウトドアジュニアのリアキャリア特徴
まずはアウトドアジュニアに搭載されているリアキャリアをちょっと自慢したい。
このリアキャリアは普通のキャリアとはちょっと違う。リー社長が、このキャリアにジェットスキーを乗せる・・というコンセプトのもと作られたと聞いている。一番小さいジェットスキーでも全長は2mちょいで重量は150kg以上ある。
そう、このキャリアはその荷重をクリアしているのだ。リアキャリアの特徴をチェックしてみたい。
積載量が大幅に増える
とにかく積載量が大幅に増える。普通のベランダコンテナなら余裕で2個乗る。スタッキングしても上方向には1m以上の余裕がある。またサイクルキャリア併用も何ら問題なし。
とにかく何でも乗る。キャリア枠には何か所も穴が開いているしアンカーもあるのでタイダウンやゴムロープを引っ掛けやすい。
本当に使う人のことを思っている設計だ!
スクーターなら余裕で乗る
スクーター程度なら余裕で積載できる。100㏄のスクーターを積むのなんて本当に余裕。
100㎏程度の重量ならリア増しリーフのおかげでリアサスが下がることもない。ハンドリングも全く問題なし。
スクーターの全長ならジュニア横幅にきっちりと収まっている。
なんと耐荷重250km!何でも載せられる
人間なら4-5人乗っても全く大丈夫。
このキャリアにバイク2台乗せていた強者もいる・・・
リアキャリアの最終調整をする故リー社長。(なつかしい)
社長いわく、後ろからぶつけられるとフレームがゆがむかもしれない。それほど頑丈だと言っていた。
バイクCB223Sも余裕で乗る
ホンダCB223Sなどの普通のバイクをのせることができる。このバイクの重量は約130kgあるが、積載をして普通に走ることができる。全く問題なし。
このあと、バイクの搭載方法なども詳しく解説をしたい。
リアキャリアの構造と収納方式
このような形のリアキャリアだと、設計を非常に苦労すると思う。普通に考えて、そのまま時計回りに倒れて終わりというワケに行かないことはオレにもわかる。
社長の技術とセンスが光る、このキャリアの構造だ。それでは順を追ってキャリアを引き出し、設置してみよう。
フレーム部と、フレーム、キャリアがスルーアクスルシャフトで固定されている。
しかし、割りピンひとつで手軽に取り外しができる。
割りピンを外しシャフトを取り外す。これでキャリア部とフレーム部がフリーになる。
左右2か所シャフトを抜く。
フレームを引きだす。
キャリアを倒してフレーム部に合わせる。
完全に引き出した状態です。この状態ではシャフトを入れることはできないので、定位置にフレームを戻します。
フレームを戻しました。
そうするとロックシャフトが挿入できます。シャフトを戻し、割りピンを入れて固定します。
トラックフレームとキャリアフレーム接合部
袋状になったボックスが車体フレームに溶接で取り付けてあります。その中にキャリア用のフレームが出し入れできるようになっています。
この溶接がすごい難しいんだ・・・と、社長は言っていたことが今でも耳に残っています。
このようなキャリアを作りたいというお話をいくつもいただいておりますので、今回、私のジュニアの構造を公開いたしました。私はプロではないので、構造に関しては一切わかりません。画像をお見せできるのみです。
もし、この部分の詳細画像がほしいという場合は、お問い合わせ、またコメントなどでお知らせいただければと思います。
キャリアのテールランプとナンバープレート
キャリアを出すと、そのキャリア面はちょうどバンパーの下端と一緒。なので、荷物を積むとテールランプは非常に見ずらくなる。なので後付けの予備テールランプ、ウィンカーは必須となる。
安全のためにトレーラー用のウィンカー、テールランプ、ブレーキランプも取り付けてもらった。
この状態ではナンバープレートは隠れてしまうので、別途ナンバープレートを印刷してラミネート加工をしたものをいつも持っている。キャリアを引き出した時、このラミネートナンバーをサイクルキャリアなど見える位置に貼り付けて走行をしている。
リアキャリアにバイクCB223Sを載せる方法
このところキャンピングカーで出かけるときは、非常によく後ろにバイクが載っている。2017年にヤフオクで買ったホンダCB223Sはキャンカーのリアキャリアに乗せて、気軽に旅先へ持っていけるバイクだ。
なんといっても車重が130kgチョイしか無いので、でんでん号のリアキャリアに手軽に載せることができる。まったく時間もかからない。リアキャリアが出ている状態であれば5分もかからないで搭載完了をしてしまうくらいお手軽だ。
キャンピングカーにホンダCB223Sを搭載する方法、さらにはバイクを乗せる所の動画をあげてみた。非常に短い動画なので、ぜひみてほしい。
キャンピングカーにバイク載せるためのアイテム
キャンピングカーにバイクを載せるために必要なアイテムがある。それがこのリアキャリア。
普通のキャリアではない。(故)リー社長の傑作アイテムの一つと言っていいいだろう。
さらにキャリア上でバイクを固定するために必要なアイテムがラダーフレームとタイダウンとなる。
タイダウンはぜひとも4本用意しよう。まぁ、ハイエースなどの車内であればフロントタイヤを固定してハンドルバー2本でも大丈夫だろうか。
それと、バイクスタンドの下に敷く板切れ。
バイクをトランポやキャリアに載せるコツ
できればラーダーフレームは2本用意してバイクを押す自分も同じ高さで作業をしたほうが安全。
通常バイクを載せる場合にはバイクのエンジンを掛けて半クラでそろそろとキャリアや車内へ移動となる。バイクの車体半分が載ってしまえばあとは簡単だろう。
フロントタイヤストッパーなどがあれば、そこをめがけて前へ進めばいい。
オレの場合、CB223Sは非常に軽いので押して乗せられる。最後リアタイヤの段差だけちょっと大変だが問題はない。
無事に載ったらスタンドの下に板切れを挟んで少しだけ車体を水平気味に起こす。
キャリア自体の全長が少ないためハンドルを切ってタイラップなどでフロントタイヤは固定。ギアもローギアに入れておく。
あとは4方向にタイダウンをかければ積み込み完了。あと2本体ダウンを買ってハンドル固定を4本にすればかなり完璧だろうな。
この状態で400km以上、高速と一般道を走ったが、全く問題なし。
バイクをキャリア・トランポから下ろすコツ
キャリアの形状が前後どちらでも下ろせるので、キャリア上でちょっとバックをしてフロント方向にラダーレールを取り付け、そのまま一気におろします。
その時、ギアを入れたままクラッチを切って前に進めば何かあった時、クラッチを離せばバイクはブレーキがかかります。
トランポの場合バックは少し大変。なんといっても狭い車内からバイクを出すため、リアの方向が全く見えない。
そのためリアタイアがラダーレールに乗っているかの確認が非常にやりにくい。最初なれない時は必ず他の人に後ろ方向のチェックをしてもらおう。
キャンピングカーにバイクを乗せる動画
広いフラットな場所にキャンピングカーをおいてあるので、非常に載せやすい。
バイク側が少し高かったり、キャンピングカー側が低い位置にある場合は、もっと載せやすい。とてもお手軽。ちなみにエンジンを掛けてはいない。惰性でリアキャリアに乗せている。
バイクが車載できたら、ハンドルを右に切る。また右バックミラーがサイクルキャリアに干渉をするので、少し曲げる。
バイクに乗せる際の注意点
- イグニッションキーを抜く
- リアトップケースは外す
- 燃料コックをオフにする
- バイクスタンドの下に板などを敷く
- バイクがキャリアに載ったらギアはローに入れる
- フロントハンドルを右に切る。キャリア先端いっぱいまでフロントタイヤを寄せる
- フロントタイヤとキャリアをストラップなどで固定する
- タイダウンできちんと固定する
- タイダウンはできれば6本使いたい
- キャリアの長さ+ラダーフレーム長+バイク全長+助走する距離のトータル長さが車載する場合必要になる。
バイク用アルミラダー
アルミ製の折りたたみ式がアルミラダーフレームが使いやすい。
ただ、折りたたむ際は指など挟まないように要注意。
ウチのキャンカーキャリアは低い位置にあるので、ラダーフレーム1本で車載できるが、ワンボックスなど少し高い位置に荷台がある場合はラダーフレームが2本あると載せやすい。
まとめ
キャンピングカーのリアキャリアは積載能力増大はもちろんだが、このようにバイクや大型荷物を積載できるのがとてもうれしい。
オレ的にはバイクを積むことができて、本当に大満足だ。
動画を見てもらうと、なんか何気なくバイクを車載しているように見えると思う。実際にバイクをキャリアに乗せるのはとても簡単だ。
これはCB223Sが非常に軽量なバイクということもあるだろう。コレよりも軽い125ccのトレール車やスーパーカブ、モンキー、ゴリラ、グロム、KSRなどの車載はもっと簡単だろう。
またバイクをおろす時も非常に簡単でフロント側にラダーフレームを設置して、そのラダーフレームの段差をフロントタイヤが超えてくれれば、あとは惰性と重力で簡単におろすことができる。おろす際はフロントブレーキに指を添えることを忘れないように。
ところで、このキャリアは、社長が取り付けるジュニアもかなり慎重になっていたと聞く。そんな数少ないリアキャリアをつけてもらい、マジで大感謝だ。